武山瑠香:「私が女優になる日-」で注目の新人女優 「ユニコーンに乗って」永野芽郁は「本当のお姉ちゃんみたい」

連続ドラマ「ユニコーンに乗って」に出演する女優の武山瑠香さん(左)(C)TBS
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連続ドラマ「ユニコーンに乗って」に出演する女優の武山瑠香さん(左)(C)TBS

 仕事と恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公・成川佐奈(永野芽郁さん)たちの成長を描く連続ドラマ「ユニコーンに乗って」(TBS系、火曜午後10時)。佐奈の9歳下の妹で、天真爛漫(らんまん)な女子高生、成川依里(なるかわ・いり)を演じているのは武山瑠香さんだ。同局のスター育成プロジェクト「私が女優になる日-」(2021年)で約9000人の中からプロジェクトメンバーの10人に選ばれ、そこから3カ月にわたる演技バトルでは2位を獲得した注目の新人女優。「すごい俳優さんたちのお芝居を間近で見られて、その俳優さんたちにアドバイスをいただけて。貴重な経験ができていてありがたい」と話す武山さんに、撮影で感じたことや、永野さんとのエピソードを聞いた。

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 「ユニコーンに乗って」は、「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」「Night Doctor(ナイト・ドクター)」(共にフジテレビ系)などの大北はるかさんのオリジナル作。自ら起業した教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」のCEOを26歳の若さで務める佐奈のもとに、ある日突然、会社の雰囲気とは全く異なるおじさんサラリーマン・小鳥(西島秀俊さん)が転職してきたことで、佐奈の仕事や恋の環境が一変して……というストーリー。

 昨年放送されたドラマ「この初恋はフィクションです」でドラマデビューを果たした武山さん。2作目となる今作への出演が決まったときのことについて、「間違えて私にオファーしちゃったのかと思うぐらい信じられなかった」と振り返りながら、「クランクインのときは、なんで永野芽郁ちゃんと同じ空間にいるのかわからなかった」と率直に語る。

 最初は「緊張でガチガチだった」というが、永野さんをはじめ、キャスト陣と話をするにつれて慣れてきたといい、「みんな優しくて。『こうしたらいいんじゃない?』と教えてくださったり、アドバイスをくださったり」と明かす。

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 少しませていて生意気な部分もあるが、“お姉ちゃん子”である依里。忙しかった母に代わって佐奈が育てた、といっても過言ではなく、よく佐奈の家に遊びに来ている。「天真爛漫なJK(女子高生)に見えて、夢に向かって考えていて意志が強い子」と印象を話した武山さんは、「自分のやりたいことを仕事にしているお姉ちゃんに、影響を受けているのかな」と考えている。

 撮影現場での永野さんについては、「カメラが回った瞬間、一瞬で佐奈になる」と話す。「それが本当にすごくて。今まで笑ってしゃべっていたのに、ぱっとセリフを言ったり、表情も切り替えもすごい!」と刺激を受けている様子。そんな永野さんを「芽郁ちゃん」と呼ぶ武山さんは、「みんな“芽郁ちゃん”って呼んでいて、仲良くなりたいから私も芽郁ちゃんって呼んじゃおうと思いました」と話す。

 武山さんが緊張していたら、永野さんが「緊張しなくていいんだよ」と声をかけてくれたこともあったといい、「本当のお姉ちゃんみたいで優しいです」とにっこり。演技のことをはじめ、相談に乗ってもらっているといい、「やりたいと思ったことは全部やったほうがいい」とアドバイスをもらったこともあるのだという。

 「待っているだけではなくて、『オーディション受けたいんです』と言ってみるとか、自分から行動していくことが成功につながるんじゃない?って言ってくれて。成功している人の言葉って響くなと思いました」と話した武山さん。今後については、「“ぶりっ子”みたいな役をやってみたいです。自分とは全然違うキャラクターをやりたいな」と語っていた。

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