俳優の石黒賢さんが、沢口靖子さん主演の連続ドラマ「科捜研の女 2022」（テレビ朝日系、午後9時）に出演することが9月20日、発表された。石黒さんは、シーズンを通じてマリコ（沢口さん）の前に立ちはだかる天才物理学者の古久沢明を演じる。ドラマが10月18日午後8時から2時間スペシャルでスタートすることも明らかになった。

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　石黒さんが演じる古久沢は、今シーズンから京都府警科学捜査研究所（通称・科捜研）に加わった物理担当研究員・君嶋直樹（小池徹平さん）の元同僚。“科学は未来の人類のためにある”を信念とし、マリコとは激しく対立する役どころだ。

　石黒さんは、沢口さんとはデビュー間もない10代の頃にCMで共演しているが、「丁々発止のやりとりをするのは初めてです。彼女の演技からはシリーズを長く背負ってきた責任感と誠実さが伝わってきました。そんなやっちゃん（沢口さん）に面と向かってキツイ言葉を言うのは、芝居とはいえ、なかなか胸が痛いです（笑い）」と語る。

　視聴者に向けては「古久沢が最終的に“シロ”なのか“クロ”なのか、プロデューサーに聞いても全然教えてくれないので（笑い）。限りなく“クロ”く演じていますが、みなさんも古久沢がどんな謎を秘めているのか、シーズン通じて楽しみにご覧いただけたらうれしいですね」と呼びかけた。

　「科捜研の女」は、科捜研の法医学研究員・マリコが、現場の遺留品から、研究所の仲間たちと事件の真相解明に挑む姿を描く。1999年にスタートし、現行の連続ドラマの最多シリーズ記録を更新し続けている。