女優の長澤まさみさん主演の連続ドラマ「エルピス－希望、あるいは災い－」（カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時）の第3話が11月7日に放送された。主人公のアナウンサー・浅川恵那（長澤さん）に暴言を連発してきた深夜情報番組「フライデーボンボン」のチーフプロデューサー・村井喬一（岡部たかしさん）から、恵那の行動を後押しするかのような発言が飛び出し、視聴者から「どうした村井」「まさかの村井」との声が上がった。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　第3話では、死刑囚の冤罪（えんざい）疑惑を追う恵那が、事件関係者にインタビューしたVTRを制作。自身がコーナーMCを担当する深夜情報番組「フライデーボンボン」内で放送をもくろむ。

　事前にVTRを確認したプロデューサーの名越公平（近藤公園さん）は、バラエティーの要素が強い番組の方向性と異なるとして、放送に難色を示す。

　一方、村井は「やればいいんじゃない？」と乗り気。「だって面白いじゃん。遺族のインタビューとか撮れちゃっててさ。それから、あのチェリーちゃん（三浦透子さん演じる大山さくらの通称）？　遺族と彼女が顔出してて、当時の刑事が（顔を）出さないっていうね。いや、それだけですでに相当エグいよね、おもれえよ」と笑って話した。

　村井の意外な反応に、SNSでは「村井さんまじか？」「村井さん意外。びっくりした」「村井、味方だろこれ」「村井の言うこと、針のように鋭い」と、驚きのコメントが並んだ。

　村井は元々、「大洋テレビ」の報道局に26年間在籍し、看板報道番組「ニュース8」を担当した過去があり、「村井の報道魂に火が付いた？」「村井さんは腐っても報道」「村井さん、腹に一物あるのかないのか？」という声もあった。