エルピス:迫田孝也が登場もまさかの展開 SNSに「怖すぎる」の声(ネタバレあり)

連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」第9話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」第9話の一場面=カンテレ提供

 女優の長澤まさみさん主演の連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第9話が12月19日に放送された。副総理・大門雄二(山路和弘さん)の娘婿で秘書の大門亨(迫田孝也さん)が初登場。しかし、亨の身に思いも寄らぬことが起き、視聴者から驚きの声が上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 実在の複数事件に着想を得た渡辺あやさん脚本の社会派エンターテインメント。スキャンダルでエースアナウンサーから転落した浅川恵那(長澤さん)とその仲間たちが、連続殺人事件の冤罪(えんざい)疑惑を追う。

 第9話では、刑事の平川勉(安井順平さん)を脅迫した疑いで、岸本拓朗(眞栄田郷敦さん)が「大洋テレビ」を解雇される。一方、亨に接触を図る村井喬一(岡部たかしさん)は、拓朗にジャーナリストを名乗らせ、亨と引き合わせて……という展開だった。

 雄二には、大門派の議員が起こした性暴力事件をもみ消した過去があった。被害者が事件の半年後に自殺すると、正義感の強い亨は村井に内部告発を持ちかけた。しかし、雄二がいち大臣から副総理になったことで大洋テレビの上層部が弱腰になり、亨への取材VTRはお蔵入りに。亨も告発を取り下げていた。

 その取材VTRが記録されたDVDなどを村井から受け取った拓朗は、性暴力事件で加害者側を守ったことに罪悪感を抱く亨と共に、事件を公にし、連続殺人事件の真犯人・本城彰逮捕の最大の壁である雄二を追い詰めようとする。

 拓朗は、週刊誌「週刊潮流」の編集長・佐伯(マキタスポーツさん)に亨の証言の裏を取るよう指示され、性暴力事件の被害者遺族へのインタビューを試みる。

 さらに、拓朗は亨から「事務所を辞めた」という旨の報告を受けるが、その5日後、亨は港で駐車中の車内から遺体で発見される。遺書があったことから警察は自殺と断定したが、亨には精神科への通院歴があり、遺族は病死の発表を希望した。

 12日に次回予告が放送されてから迫田さんの登場は視聴者の間で話題になっていたが、早すぎる退場劇にSNSでは「やっぱり消されたか」「絶対やられると思った」「怖すぎる」「光の速さで退場」といったコメントが並んだ。

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