鎌倉殿の13人:実朝暗殺の黒幕は三浦義村で確定? “猿芝居”で公暁たきつける 「友を売ることはできませぬ」もノリノリ

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で山本耕史さん演じる三浦義村 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で山本耕史さん演じる三浦義村 (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第43回「資格と死角」が11月13日に放送され、三浦義村(山本耕史さん)が、公暁(寛一郎さん)に父・源頼家(金子大地さん)の死の真相を教えるシーンが登場した。

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 第43回では、源実朝(柿澤勇人さん)に嫡男が誕生せず、後継者問題がくすぶっていた鎌倉。そこに修行を終えた公暁が帰還する。その胸に、鎌倉殿となることへの強い意志を宿す公暁は、乳母夫(めのと)である義村と共謀。一方、義時(小栗さん)と実衣(宮澤エマさん)も、実朝の言動に不満を抱き、思案を巡らせていた。

 そんな中、実朝の相談に対して、後鳥羽上皇(尾上松也さん)から返事が届く。これに政子(小池栄子さん)や泰時(坂口健太郎さん)は……と展開した。

 やがて公暁の耳に、実朝の後継者が頼仁親王に決まったという話が入り、公暁は義村に「私が鎌倉殿になる芽は摘まれた。そういうことか」と不満をぶつける。義村はそこで「若君が鎌倉殿になれば必ず災いが降りかかる。これでよかったのです」と発言。頼家の死の真相を知らなかった公暁は「どういう意味だ」と聞き返し、「本当は何があったか言え」と義村に強く迫る。

 義村は「(公暁の母の)つつじ殿はあなたに穏やかに暮らしてもらいたいがゆえ嘘をついた。その思いを私ごときが覆すことはできぬ」「北条義時は無二の友。長年に渡って手を取り合ってきた仲間。友を売ることはできませぬ」とためらいを見せながらも、「あなたの父上は殺されたのです。北条の手によって」とここぞとばかりと公暁に頼家の死の真相を教える。

 続けて義村は、「北条は頼家様とその家族を皆殺しにした。本来なら跡を継ぐべきあなたの幼い兄も義時に殺された。わずか6歳で。北条を許してはなりませぬ。そして、北条に祭り上げられた実朝もまた、真の鎌倉殿にあらず」と言葉巧みに公暁をたきつけ、その場を去る。

 SNSでは「義村の三文芝居」「メフィラスの猿芝居」「わざとらしいぞ平六」「演技派やのお」「あかんあかん。この展開はあかん」などと視聴者は反応。さらには「実朝暗殺の黒幕は三浦義村で決まりですね」「公暁を言葉巧みにたきつける三浦義村」「『友を売ることはできませぬ』と言いつつノリノリで真実を話す義村さん」「これで実朝、源仲章、公暁殺害まで整いました」「義村が見事な猿芝居で公暁をたきつけたが、これももしかしたらまだ義時の差金かも知れない、という不穏さがあるんだよなぁ」といった意見や感想も書き込まれた。

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