女優の福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「舞いあがれ！」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第31回が11月14日、放送された。同回では、久留美（山下美月さん）が離別した母、そして父・佳晴（松尾諭さん）との間で、感情が揺れ動くシーンが描かれた。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　第30回（11月11日放送）では、佳晴から「あいつ（元妻）と一緒に行ったらよかったんや。結婚でも何でもしたらええがな」と言われ、家を飛び出していった久留美。雨にぬれながらも、舞（福原さん）の家にたどり着き、不安や苦悩を少しだけ舞に吐き出すことができた。

　第31回では、舞と久留美がアルバイトするカフェの主人・津田道子（たくませいこさん）が「子供が思ってるより、親は心配しているもんなんやで。あんたのお父ちゃんだってそうやし、お母ちゃんもきっとそうや」と久留美を諭す。

　道子の後押しもあり、家に帰ることを決断した久留美。佳晴が職を探している姿を見ると久留美は「きのうはごめんな」と言い、佳晴は「ええって」とひと言だけ返す。

　そして、佳晴は「お母ちゃんに会いに行ったってええんやで。お父ちゃんに気をつかうことあらへん」と告げる。久留美は「なに言うてんの」と戸惑い、複雑な表情を浮かべていた。

　SNSでは「久留実ちゃんいい子すぎる……。絶対幸せになってほしい」「久留美ちゃんのお父さんにはちゃんと復活してほしいなぁ」と親子そろって幸せを願うコメントが寄せられている。

　また、久留美が「ごめん」と謝ったシーンについて「お父ちゃんも『俺もごめん』と言ってほしい」「お父さんがしっかりせな、久留美ちゃんがかわいそうやで」「パパは『ごめん』って言えないところ。言える人だったら仕事もプライベートもうまくいくよな」と佳晴に奮起を促すコメントも届いている。