ドラえもん
大みそかだよ!ドラえもん 1時間スペシャル 「年越しはスペインで」他
12月31日(火)放送分
内藤泰弘さんのマンガ「トライガン」のオリジナル新作テレビアニメ「TRIGUN STAMPEDE(トライガン・スタンピード)」が、テレビ東京ほかで1月7日から毎週土曜午後11時に放送される。「血界戦線」でも知られる内藤さんのガンアクションマンガで、1998年にテレビアニメが放送され、2010年に劇場版アニメ「劇場版トライガン Badlands Rumble」が公開された。約13年ぶりとなる新作は、武藤健司さんが監督を務め、オレンジが制作。松岡禎丞さんが、主人公で平和主義者の賞金首という一風変わった伝説のガンマンのヴァッシュ・ザ・スタンピード、池田純矢さんがヴァッシュの双子の兄のミリオンズ・ナイヴズをそれぞれ演じることも話題になっている。松岡さん、池田さんに新作アニメへの思いを聞いた。
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松岡さん 中学生の頃、アニマックスで放送されていたアニメを見ていました。
池田さん 僕もアニマックスで小学生の時に見ていました。
松岡さん 特に主人公が好きで、単純に格好いいな!って。ただ楽しく見ていました。
池田さん 小学生だったので、ハードボイルドな部分にちゃんと反応できてたわけじゃないですけど、SF好きでしたので、設定が好きでしたし、画(え)の格好よさ、美しさをすごく感じていました。大人の格好よさがありますよね。小学生の時、ドキドキしていました。
松岡さん ヴァッシュ役に決まりました!と連絡いただいたときに、とてもうれしかったと同時に、うーーーんと悩みました。だって、小野坂さん(1998年放送のテレビアニメでヴァッシュを演じた小野坂昌也さん)ですよ。前のアニメのアニメのイメージもありますしね。完全新作とはいえ、やっぱりプレッシャーが大きかったです。収録が始まったら、覚悟が決まりましたけど、収録前はいろいろ考えてしまいました。見返して、似せるのかな?と考えたり。
池田さん エッセンスをいただく場合と全く変える場合もありますしね。今回は、新しいヴァッシュを感じました。
松岡さん 実際にやってみて、不安を拭いきれない部分もあったんですけど、もうやるだけ!となっていました。いくら不安があっても、悔いは残したくない。ヤバいヤバいヤバい……と思ってもマイクの前に立てば、やるしかないですから。
松岡さん 結果的に小野坂さんに寄せようと思ってもできないですし、新しい「トライガン」なので、設定などを頭にたたき込んで、それをベースにしようと思いました。
池田さん オーディションのお話をいただき、ぜひ!とお願いしたんです。僕、ヴァッシュでも受けているんです。
松岡さん 僕もナイヴズを受けています。
池田さん 受かったと聞いて、ナイヴズ!?となったんです。原作のイメージ、新作は前のアニメのナイヴズとは違うところもあって、また新たなナイヴズです。自分ができることを全部ささげないと、乗り切れないぞ!と襟を正しました。
池田さん 大変でした。
松岡さん でもすごく楽しかったです。
池田さん 最終話なんて、僕らは台本をほぼ持ってなくて、ずっとアドリブなんです。プレスコということで自由度が高い収録でした。
松岡さん 自由に!と心強いお言葉をいただきましたしね。
池田さん やっぱり掛け合いが楽しかったです。2人が感情をぶつけ合うシーンも多々あって、自由度が高いので、キャッチボールしている感じがすごく楽しかったんです。
松岡さん 感情のぶつけ合いでした。
池田さん いい意味で想像とは違うし、瞬間で生まれるものがありました。
松岡さん ぶつかり合って戦うシーンは、限界を超えましたね。
池田さん 翌日、全身が筋肉痛でした。二度と同じ芝居はできないですね。
松岡さん まさにそうでした! 再現が難しいんです。
松岡さん 濃密な現場でした。(池田さんとの共演で)さまざまな発見がありました。アドリブのシーンで、僕が出せば出すほど、感情をぶつけていただいて、すごく勉強になりました。ギアを上げていきます!というのをくみ取っていただけたのが、うれしかったですね。
池田さん これまでアニメに出演させていただいた中では、三枚目キャラが多かったのですが、ナイヴズを演じさせていただけるのはとても光栄でした。自分はそんなにたくさん声優をやっているわけじゃないので、ただ単純に向き合う時に、自分がそれまで使ってこなかった部分を駆使したり、ちゃんと自分と向き合ったりしないといけませんでした。皆さんがすごいですし、周りを見たらレジェンドの方ばかりでしたし。
池田さん 子供の時に僕らが感じたあの格好よさ、力強さは変わらないですし、違うところもありますが、やっぱり「トライガン」なんです。ファンの方も知らなかった人も熱くなれるんじゃないかなと思います。新しい掘り方をしていて、さらに重厚、濃密、ハードボイルドになっているんじゃないかなと思います。
松岡さん ずっと好きだった方々、作品を知らなかった方々も最終的に納得していただける内容になっていますので、ぜひ見ていただけたらうれしいです。
池田さん 最終話まで見てもらったら、大好きになると思います!
※クレジット(敬称略)
池田純矢=衣装協力:JUN OKAMOTO、tanner + teague、NEPHOLOGIST▽スタイリスト:津野真吾(impiger)
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