ひきこまり吸血姫の悶々:GA文庫のラノベがテレビアニメ化 2023年放送 楠木ともりが引きこもり吸血鬼に 鈴代紗弓、日笠陽子も出演

「ひきこまり吸血姫の悶々」のビジュアル(C)小林湖底・SBクリエイティブ/ひきこまり製作委員会
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「ひきこまり吸血姫の悶々」のビジュアル(C)小林湖底・SBクリエイティブ/ひきこまり製作委員会

 GA文庫(SBクリエイティブ)のライトノベル「ひきこまり吸血姫の悶々」がテレビアニメ化され、2023年に放送されることが分かった。メインキャストも発表され、楠木ともりさんが引きこもりの吸血鬼で主人公のテラコマリ・ガンデスブラッド(コマリ)を演じるほか、鈴代紗弓さんがコマリを支えるメイドのヴィルヘイズ役、日笠陽子さんがコマリたちが暮らすムルナイト帝国の皇帝のカレン・エルヴェシアス役として出演することが分かった。南川達馬さんが監督を務め、project No.9が制作する。

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 「ひきこまり吸血姫の悶々」は、吸血鬼なのに血が飲めない、魔法が使えない、運動ができない、背が伸びないという引きこもりのコマリが、帝国の将軍に大抜てきされ、ハッタリと幸運を頼りに快進撃を繰り広げる……というストーリー。2019年に発表された第11回GA文庫大賞で優秀賞を受賞した。コマリ、ヴィルが描かれたビジュアル、コマリ、ヴィル、皇帝が登場するPVも公開された。

 コマリ役の楠木さんは「原作PVから引き続き演じさせていただけるということで、ものすごくうれしいです! あんなコマリ様、こんなコマリ様がアニメーションで見られるなんて感無量! 可愛く格好よく最強なコマリ様を演じられるように頑張ります。放送を楽しみにお待ちください」と喜んでいる。

 ヴィル役の鈴代さんは「以前、PVなどで声を当てさせていただいた時から、また演じさせていただけたらうれしいなと思っていたので、こうしてアニメでも担当させていただけることになり、本当にうれしいです!! 今作の世界観に一気に『ひきこもって』いただけますよう精いっぱい頑張りますので、よろしくお願いいたします!! コマリとヴィルの掛け合いもぜひお楽しみに♪」とコメントを寄せている。

 皇帝役の日笠さんは「コマリの表で演じる姿と、その後のあわあわとしたモノローグ、そして真の姿。コマリの可愛さと魅力が詰まっているし、コマリを取り巻く個性的なキャラたちも思わず笑いが起きてしまいます。あと、時々本気で引いたりもします(笑い) 役者全員が全力で演じてくれていて、見ていてとても気持ち良いです。皇帝としては、全て理解した上で手のひらの上で面白く映画を見ている感覚で、その映画が思いもよらない結末になることを期待しています。コマリ、君がこの物語の主人公だよ、と。早く皆さんにもこの物語を見てもらいたいなあ。想像を裏切ってみせよう!」と語っている。

 南川監督は「面白い原作の映像化に携われて大変光栄です。コマリとゆかいな仲間たちの繰り広げる楽しい雰囲気と、随所に訪れるそれとは真逆な非常にバイオレンスで冷徹な世界感。それぞれを楽しめるよう、原作の面白いところを表現して、皆さんと共にジェットコースターのようなエンターテインメントを共有できればいいなと思っております」と話している。

 原作者の小林湖底さんは「ついにコマリやヴィルが動くことになりました。スタッフ&キャストの皆様にも恵まれ、とても良い作品になるのではないかと楽しみにしております。ぜひぜひご期待ください!」とコメントを寄せている。

 キャラクター原案のりいちゅさんは「原作イラストとコミックの両方を担当させていただいている身としましても、自分がデザインしたキャラクターたちがしゃべって動いて命が吹き込まれていくというのはとても感慨深く、楽しみで仕方がありません…! 制作に関わってくださっている皆さまには改めて感謝の気持ちでいっぱいです。より鮮やかなひきこまりの世界を、どうぞお楽しみくださいませ! 私も全力で楽しみます!」と語っている。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:南川達馬▽シリーズ構成:大知慶一郎▽キャラクターデザイン:下谷智之▽音楽:椎名豪▽アニメーション制作:project No.9

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