高橋海人&森本慎太郎:4月期「だが、情熱はある」で主演 オードリー若林&南キャン山里に(コメント全文)

連続ドラマ「だが、情熱はある」で主演を務めるKing & Princeの高橋海人さん(左から二番目)とSixTONESの森本慎太郎さん(右から二番目)=日本テレビ提供
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連続ドラマ「だが、情熱はある」で主演を務めるKing & Princeの高橋海人さん(左から二番目)とSixTONESの森本慎太郎さん(右から二番目)=日本テレビ提供

 人気グループ「King & Prince」の高橋海人さんと「SixTONES(ストーンズ)」の森本慎太郎さんが、4月期の連続ドラマ「だが、情熱はある」(日本テレビ系、日曜午後10時半)で主演を務めることが2月7日、明らかになった。お笑いコンビ「オードリー」の若林正恭さんと「南海キャンディーズ」の山里亮太さんの半生を描くドラマで、高橋さんが若林さん、森本さんが山里さんの役を演じる。

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 オードリーと南海キャンディーズは、M-1準優勝でブレークし、ともに人気コンビとなった。しかし、若林さんと山里さんは売れたことによる周囲の変化や仕事への疑問を抱き、さらに相方への妬みといった負の感情でもがいていた。そして出会った二人はそれぞれのコンプレックスを生かした漫才やコントを披露するユニット「たりないふたり」を結成。自分の負の感情に向き合って「足りなさ」をお笑いへと昇華していく。

 若林さんと山里さんの半生がドラマ化することについては、1月31日深夜に放送された「午前0時の森」(日本テレビ、月・火曜午後11時59分)でサプライズ発表された。この番組は、若林さんと水卜麻美アナウンサーがMCを務め、山里さんもスペシャルゲストとして出演していた。

 配役はその収録直後のスタジオで明かされ、若林さんと山里さんの前に高橋さんと森本さんが登場。「若林正恭役を演じます高橋海人と申します」「山里さんを演じさせてもらいます森本慎太郎と申します」という突然のあいさつを受け、山里さんは「ぽっちゃりのおかっぱが来るかと思っていた」、若林さんは「自分より3歳くらい年下の個性派俳優さんが演じると思っていたので、まさかジャニーズのお二人に演じてもらえるとは……」と驚きをコメント。「俺たちの人生じゃなくて、(高橋さんと森本さんの)2人の人生をやりなよ」と冗談交じりに話した。

 高橋さん、森本さん、プロデューサーのコメントは以下の通り。

 ◇高橋海人さん

 今回のドラマには、若林さんと山里さんの2人がどんな青春を送ったのかが、たくさん詰まっています。僕は若林さんを演じさせていただくのですが、今回作品に出演させていただくにあたって若林さんへの印象が、ガラっと変わりました。今までは頼りがいのあるMCのイメージでしたが、過去の話を知ってからは、いろいろな面で自意識過剰で、いろいろなことを気にして八方塞がりになってしまうことが多い方なんだと。

 実は自分も意外と似たような面があったのでとても共感できました。自分も気にして考え込んで周りの人に心配されることがよくあります。若林さんのエッセーを読んで共感できるところに折り目をつけていたのですが、半分以上に折り目がついてしまいました(笑い)。

 その共感できる部分を生かして頑張りたいと思います。若林さんと山里さんのすごく長くて情熱的な青春を、皆さんと一緒に“追体験”していけたらと思います。丁寧に頑張りたいと思います。

 ◇森本慎太郎さん

 僕が演じる山里さんといえば、「スッキリ」の天の声さんですよね。朝のお茶の間に、笑いと一日の活力を届けているイメージがあったのですが、ふたを開けて山里さんのことを、いろいろ調べていくと、僕は全く共感ができませんでした(笑い)。

 山里さんが若いころに書いたノートがあって、それに悪口や自分のされてきたことを記録しているのですが、嫉妬だったりいろいろな負の感情が一冊にきゅっと詰まっています。でも今の山里さんがあるのは、過去の山里さんがあってこそで、より山里さんを好きになれる一歩だと思うとすごく楽しみです。

 今、テレビの世界で見る山里さんと若林さんはすごくキラキラしていて、成功者のイメージがすごく強いけど、その裏ではいろんな経験をされていて、知れば知るほど出てくる魅力がたくさんあると思います。何よりお二人ってちょっとネガティブですが、根本にあるお笑いに対しての好きな気持ちだったり、芯っていうものがしっかり通っていて、その根源にあるものを映像を通してお伝えできたらと思います。ぜひ、このドラマを通してそこを見ていただけたらと思います。

 ◇河野英裕プロデューサー

 高橋海人さんと森本慎太郎さん。最高な2人です。最高な俳優です。そんな2人がオードリー若林さん、南海キャンディーズ山里さんという最高の芸人を演じる。こんな最高な出来事が実現しました。

 この物語は、惨めでも情けなくても、負けてばかりかもしれないけれど、だが情熱はある、と自分なりのやり方で前に進んでいく青春ドラマです。高橋さんのやり方で、森本さんが思うように。2人が自由に演じてくれれば最高なドラマが出来上がると思っています。

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