海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
女優の志田未来さんが、4月13日にスタートする読売テレビ・日本テレビ系の連続ドラマ「勝利の法廷式」(木曜午後11時59分)で主演を務めることが3月6日、明らかになった。5月に30歳になる志田さんは、「20代最後の作品として、今作に参加させていただけることがとても光栄です」と話している。
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ドラマは、親友を冤罪(えんざい)で殺人犯にしてしまい、法廷を去った弁護士が、謎の脚本家の力を借りて、現代社会の闇を暴くオリジナルの“劇場型リーガルミステリー”。
志田さんが演じるのは、子役時代に培った演技力を持つも、親友を冤罪で殺人犯にしてしまったことがきっかけで、法律の世界から離れた29歳の弁護士、神楽蘭(かぐら・らん)。1年後、蘭と同姓同名のリーガルエッセーが、ネット上に掲載され、“負けを知らない敏腕弁護士”として祭り上げられていた。
そのエッセーの筆者で、40歳の謎の天才脚本家・黒澤仁(くろさわ・じん)を風間俊介さんが演じる。蘭は親友の冤罪を晴らすため、黒澤が書く台本の力を借り、弁護士活動を再開。蘭が救えなかった親友の事件の謎と黒澤が抱えている謎が絡み合い、一つの事件につながっていく。
志田さんは「蘭は過去に子役として活躍していて、私自身と通ずるものがあり、ぜひやらせていただきたいと思った作品です。見てくださる方々が応援したくなるような蘭を演じられたら、と思っています」と意気込みを語った。
志田さん演じる蘭について、「過去のトラウマから、法廷に立っても自分の言葉がうまく出てこなくなってしまっています。いろいろな思いを抱えながらも、法廷の場で勝つだけではなく、依頼者やその周りの方々が幸せに生きられることを願う、真っすぐで優しい女性です。人の心にしっかりと寄り添いすぎるあまり、相手に共感しすぎてしまうところもありますが、そこがまた蘭の魅力だと思いました」と紹介。
風間さんは、ドラマについて「今までの法廷ものとは違う、新しい風を吹かせられる予感がしています」といい、役どころは「謎めいた部分が多いですが、鋭い洞察力を持った男です。筋書きがないところに筋書きを作る、不可能を可能にするキャラクターなので、そこに説得力を持たせられたらいいな、と思います。また、謎多き存在であるだけではなく、回を重ねるごとにいろんな顔が徐々に見えてくるので、その人間らしさも同時に兼ね備えて演じていけたら、と思っています」と話している。
志田さんとの共演は3回目だといい、「ご縁がある女優さんだなと思っています。今回は躍動感のある役を演じられるので、すごく楽しみです。志田さんが作る空気、そして僕が作る空気、それが混ざり合ったときにどんな色になるのか?というのが、僕自身、今からとても楽しみ」と期待していた。
多鹿雄策プロデューサーは、「『2023年とタイアップしているようなドラマを作りたい』という思いからスタートしました。『誹謗(ひぼう)中傷や闇バイトといった、現代の社会問題を題材にしたリアリティーさ』と『元天才子役の弁護士と謎の脚本家がバディーになるというエンターテインメント性』の両方を兼ね備えた、新たなリーガルドラマをお届けします」とメッセージを送った。
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