良いこと悪いこと
第8話 7人目、だーれだ?
12月6日(土)放送分
神木隆之介さん主演で、4月3日にスタートする2023年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」。高知県出身の植物学者で、「日本の植物学の父」と言われる牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリーで、時代が幕末から明治、そして激動の大正・昭和へと移りゆく中、愛する植物のために一途(いちず)に情熱的に突き進んだ主人公とその妻の波瀾(はらん)万丈な生涯が描かれる。スタートまであと5日。ここでは、神木さん演じる主人公の槙野万太郎を紹介する。
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槙野万太郎は、高知で酒造業を営む裕福な商家の一人息子として生まれる。体が弱い少年だったが、植物の魅力にとりつかれ、その秘めた才能を発揮。草木をたずねて毎日のように野山を歩き回ったおかげで健康で丈夫な体を持つことに。
やがて、小学校中退という学歴にもめげず、独学で植物学を究め東京大学植物学教室の門をたたくと、後に「日本の植物学の父」と称されるように……。
ドラマ脚本を担当するのは、2021年放送のNHKの連続ドラマ「群青領域」などを手がけた長田育恵(おさだ・いくえ)さん。長い歴史を持つ朝ドラの中で、幕末からスタートする作品は、過去に2015年度後期「あさが来た」の1作があるのみ。また、男性主人公+(プラス)ヒロインの“夫婦の物語”としては、2020年度前期「エール」以来、6作ぶりの朝ドラとなる。
語りを務めるのは宮崎あおいさんで、2006年度前期の「純情きらり」のヒロイン・桜子として知られ、「あさが来た」で演じた主人公の姉・はつもドラマファンには印象深い。そんな宮崎さんが、約8年ぶりに朝ドラに帰ってくるのも、話題となりそうだ。
4月3日からNHK総合、月~土曜午前8時ほか(土曜は1週間の振り返り)で放送される。
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