中村蒼:NHK「大奥」で“男性将軍”徳川家斉役 母・治済の操り人形状態も、赤面疱瘡に立ち向かう

「ドラマ10『大奥』」Season2「医療編」に出演する中村蒼さん
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「ドラマ10『大奥』」Season2「医療編」に出演する中村蒼さん

 俳優の中村蒼さんが、よしながふみさんの人気マンガを実写化したNHKの「ドラマ10大奥』」(総合、火曜午後10時)のSeason2「医療編」に出演することが明らかになった。徳川治済の長男で、幼いころに赤面疱瘡(あかづらほうそう)の人痘を接種し、家光以来の男の将軍となる徳川家斉を演じる。

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 家斉は、政治に口を出すことは許されず、実権は母・治済(仲間由紀恵さん)に握られている。素直だが少し気弱な一面も。治済に隠れて黒木(玉置玲央さん)らに接触し、極秘裏に赤面疱瘡の研究を再開させていく。

 中村さんは「久しぶりの男性の将軍、徳川家斉。いい人だがどこか頼りなく母親の操り人形状態ですが、何か世のためになりたいという気持ちに突き動かされ、純粋に真っすぐ赤面疱瘡に立ち向かい、これまで通り女性が実権を握る大奥でもがく家斉を演じられたらなと思います」とコメントしている。

 「大奥」は、若い男性のみに感染する奇病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」の影響で、男性の人口が女性の4分の1に激減した江戸時代、将軍職は女性へと引き継がれ、大奥は「美男3000人」と称される男の世界に……というパラレルワールドが舞台の時代劇。Season2は今年秋にスタートする。

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