ペンディングトレイン:“米澤”藤原丈一郎に見せ場 第6話の見どころをドラマPが語る「撮影しているこちらが泣いた」

連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」第6話の一場面(C)TBS
1 / 3
連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」第6話の一場面(C)TBS

 俳優の山田裕貴さん主演の連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(TBS系、金曜午後10時)第6話が、5月26日に放送される。ドラマを手がける宮崎真佐子プロデューサーに見どころを聞いた。

ウナギノボリ

 作品は「恋はつづくよどこまでも」「着飾る恋には理由があって」(共にTBS系)などを手がけた脚本家・金子ありささんのオリジナル。同じ電車に乗り合わせた乗客たちが突然、未来の荒廃した世界へ車両ごとワープ。水も食料もない極限の状況下で懸命に生きる姿を描く。

 第6話では、紗枝(上白石萌歌さん)と玲奈(古川琴音さん)が樹海で死体を見つける。2人の前に6号車の乗客の矢島(鈴之助さん)らが現れ、2人を捕まえようとするが、紗枝が逃げ遅れる。

 逃げてきた玲奈から事情を聞いた5号車の面々は、米澤(藤原丈一郎さん)の先導で護身用の武器を作ることにした。加藤(井之脇海さん)を刺し、紗枝を危険な目に遭わせている6号車の人々を、5号車の一同は敵と見なしつつあって……と展開する。

 第6話について、宮崎プロデューサーは「いつも明るくてムードメーカーだけど、実は自分には何もできない、いいところが何もないと思っている藤原さん演じる米ちゃん(米澤)から見たお話です」と説明する。

 過去に何かを認められたことがない米澤は「自分には才能がない、この電車の中にいても自分ができることはなんだろう」と常に自問自答しているキャラクターだ。

 宮崎プロデューサーは「私たちが職場や学校で、自分は役に立てているのか、自分の存在意義みたいなものをふと感じる瞬間があると思うのですが、米ちゃんはまさにそういう青年で、そういう部分を藤原さんがとても繊細に演じてくれています」と話す。ラストには米澤の見せ場があるといい「撮影していて見ているこちらが泣いてしまいました」と話す。

 同話では、5号車と6号車の戦いのシーンも見どころの一つ。「このシーンは3日間かけて撮影をしました。キャスト総勢100人ほどで作り上げたこのシーンから、ぜひ何かを感じ取ってもらいたいです」とアピール。

 「ついに元の世界へ戻る方法や、直哉(山田さん)、優斗(赤楚衛二さん)、紗枝の三角関係も大きく動き出します。ここから怒濤(どとう)の後半戦、さらにさらに盛り上がっていきますので、ぜひご乗車ください!」と呼びかけた。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事