良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第70回が、NHK・BSプレミアムで6月22日に再放送された。夏ばっぱ(宮本信子さん)が25年前に守ってやれなかったことを娘の春子(小泉今日子さん)に謝る場面があり、視聴者の涙を誘った。
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同回では、アイドルになりたいというアキ(のんさん)の話を聞いて、春子は「なんて答えたらいいか全然分かんないや」と母・夏に聞いてくると階下へ向かう。
すでに床に入っていた夏だったが、起きてきて居間で春子と向き合う。アキが東京へ行ってアイドルになりたいと言っていると春子が伝えると、夏は「行かせてやったらいいべ」と答える。
自分も25年前に行きたかったけれど「くだらね」と言われて許されなかったことを引き合いに出し、「娘のことは突き放したのに孫のことは守るんだ」と強い口調で訴える。
すると夏は「あの晩、おめえは本気で訴えかけてきた。だからおらも本気で答えるべきだった。大事な娘を欲の皮の突っ張った大人の犠牲にしたくねえ!って啖呵(たんか)を切るべきだった。そのことをずっと悔やんでいたから、おめえの顔を見るのもつらかった」といい、「すまなかったな、春子。25年かかったが、この通りだ、許してけろ」と頭を下げた。
春子はそれを聞いて涙を流し、「顔上げてよ、お母さん」といい、「謝ってほしかったのか、私」と自分の気持ちに気づいた様子で、「やっぱカッコいいよね、お母さん」と晴れやかな表情で夏を見直していた。
「あまちゃん」屈指の名場面に、SNSでは「夏ばっぱと春子の感動回」「屈指の名シーン、春子と夏ばっぱの和解、25年のそれぞれの思いが」「涙腺崩壊」「涙なくしては見られない」「今日のあまちゃんめちゃ良……」「夏さんに『後悔してる』と言われたあとの春子さんの動揺からの涙、引きこまれる」「春子25年ぶりに『お母さん』だって」「春子が夏さんのことを『お母さん』って呼ぶときは娘の顔になっているのが泣ける」といった声が続々と上がった。
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