鈴鹿央士:「18/40~ふたりなら夢も恋も~」ダンスシーンが話題 反響に喜び「うれしかった」

連続ドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」に出演する鈴鹿央士さん(C)TBS
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連続ドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」に出演する鈴鹿央士さん(C)TBS

 連続ドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(TBS系、火曜午後10時)に出演する俳優の鈴鹿央士さん。仲川有栖(福原遥さん)のアパートの近くでいつもダンスの練習をしている大学生の黒澤祐馬を演じている。第1話が放送されると、SNSでは鈴鹿さんのダンスシーンが話題になった。鈴鹿さんに、ダンスシーンの裏側や、撮影で感じた思いを聞いた。

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 ◇今回がダンス初挑戦

 ドラマは、夢に向かって歩き始めた18歳の妊婦・仲川有栖と、もうすぐ40歳で恋は後回しのアートスペシャリスト・成瀬瞳子(深田恭子さん)の2人が、年の差を超えたシスターフッド(女性同士の絆)を築く。今の時代の女性の生き方や葛藤をそれぞれの目線で描く。

 鈴鹿さん演じる祐馬は、有栖と同じ大学に通っている大学生。将来はプロダンサーとして生きていきたいと思っているが、有栖に話せない訳ありの事情があり……という役どころ。

 7月11日に放送された第1話では、ヒップホップダンスを披露し、SNSでは「祐馬くんのダンスかっこいい」「ダンス上手!」といった声が上がった。人気グループ「BTS」が好きで、ダンス動画を見ていたという鈴鹿さんだが、今回がダンス初挑戦。クランクインする1カ月ほど前から練習に励んだという。

 「見てくださった方から、『ダンスやってたの~?』と聞かれて、“ダンスをやっている人”にちゃんと見えたことがうれしかったです。ダンスの先生も『ダンサー仲間から、ダンスをやっている人の動きですね、と言ってもらえてうれしかった』と言ってくれて。そこは個人的にうれしかったことですね」

 ダンスシーンの撮影では、“力まないこと”を意識しているというが、「(本番は)緊張します。でも、いざ踊ってみるとそっちの世界にいくというか、集中できたのかな。なるべく楽しみながらやりたいなと思っています」と話す。

 祐馬を演じる際には、「もうちょっと“陽キャ”な感じで」と監督から演出を受けたこともあるといい、「今までそんなに“陽”な感じの役をやったことがないので、新しいなと。祐馬は、軽いといえば軽いのですが、相手の思いを敏感に感じた上での絶妙な軽さだなと思いながらやっています」と話す。

 ◇福原遥は「優しい」 深田恭子は「いろいろな人に気配り」

 今作で主演を務めている福原さんや深田さんの印象を聞くと、「福原さんは優しいし、祐馬の持っている陽のエネルギーとは違う種類の陽のエネルギーを持っている方だと思う」と話す。福原さんがいると、現場が朗らかな雰囲気になり、「ふわっと明るくなる感じがする」という。

 一方、深田さんについて、「すごく気さくな方で、いろいろな人に気配りされている方」と話した鈴鹿さん。7月25日放送の第3話では、鈴鹿さん、福原さん、深田さんの3人のシーンがあるというが、「お二人が仲が良いので『どうやって入っていこうかな?』と思っていたら、深田さんが話しかけてくれて」と感謝。「お二人の現場にいる姿を見て、作品の真ん中に立っている人ってこういう背中なんだな、すてきだなと感じています」と語った。

 今作は人生の大きな転機の中で出会った2人の女性を中心に描かれていくが、俳優として活躍が続く鈴鹿さん自身は、「毎作品がターニングポイント」だと感じている。「そこで出会う人との会話で、自分の考えが変わったりする。毎回、どうしようかな?と考えて、終わってから振り返ると少しでも成長できたかなって」と話す。

 また、夢をかなえるためには「思い込むこと」を大事にしているといい、「自分はできるんだと思い込んで行動すると本当に実現したり、いい方向にいったりするなって思っています」と明かしていた。

 最後に、視聴者に向けて「祐馬と有栖、瞳子さんと加瀬さん(上杉柊平さん)がどんどん関わり更に展開が面白くなります。3話からいろいろなつながりが見えてきて、祐馬の人物像も出てくるので、ぜひ楽しみにしてください」と呼びかけた。

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