海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第90回が、8月4日に放送され、“分家ーズ”の豊治(菅原大吉さん)、紀平(清水伸さん)、伸治(坂口涼太郎さん)が登場した。
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峰屋廃業が決まり、3人は綾(佐久間由衣さん)と竹雄(志尊淳さん)のもとにやって来る。竹雄は、金を返すには「土地、屋敷を売るしかないと思うちょります」と明かし「もし、皆様方が手を差し伸べてくださるがやったら、生き長らえる道はあるかもしれませんき!」と頭を下げた。
豊治は、身代を継ぐ伸治に決断を委ねるが、伸治は「無理じゃ……。わしみたいな小舟、助けに出たところでもろとも沈むき。せめてわしが、もうちっとましな舟ならよかったけんど」と申し訳なさそうに断るしかなかった。
紀平は「この土地と屋敷を売ったら、ちょっとは手元に残るじゃろう。おまんらあ2人なら、どこへ行ったちやり直せる」とアドバイスを送る。豊治は綾に対して、「おまんは、この……峰屋を、殿様の酒蔵・峰屋のままで幕を引いた。ばあ様もご先祖も、さぞ喜んじゅうじゃろう」と伝え、綾は大粒の涙を流した。
帰り際、竹雄が伸治に「お達者で」と声をかける。すると伸治は「おまんらじゃろうが! アホ! 竹雄のくせに! 達者でのう」と涙しながら、竹雄と綾を強く抱きしめた。
SNSでは「分家の人たちの優しさに泣いた」「まさか分家ーズに泣かされるとは」「分家の皆さんも綾様のこと認めてたんだね」「分家衆が最後に優しさを見せた」「つらい15分に、分家方の気持ちが染みる」と話題になっていた。
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