わたしの宝物
第5話 手に入れた幸せとバレた嘘・・・修羅場が始まる
11月14日(木)放送分
「SixTONES(ストーンズ)」の松村北斗さんと、「なにわ男子」の西畑大吾さんのダブル主演する連続ドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」(テレビ朝日系、土曜午後11時)。劇伴を手掛けているのは、数々の人気ドラマ・映画の楽曲を制作してきたピアノトリオバンド「fox capture plan(フォックス・キャプチャー・プラン)」だ。今作の劇伴の制作秘話や、バンド活動と並行して劇伴制作を行う意義を聞いた。
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fox capture planは、岸本亮さん(ピアノ)、カワイヒデヒロさん(ベース)、井上司さん(ドラム)の3人が“現代版ジャズ・ロック”をコンセプトとして2011年に結成。これまで「カルテット」(TBS系、2017年)や、「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系、2018年)、「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系、2023年)など数々の人気ドラマの劇伴を手掛けてきた。
井上さん:(監督の)堤幸彦さんとご一緒するのは「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」(2015年)以来2回目だったので、再びお声を掛けていただいたことにすごく光栄な気持ちでした。8年前にやったときも、堤さんのあのコメディーとシリアスが織り交ざった独特な世界観に音をはめ込んでいくのが楽しめたので、素直にうれしかったです。
岸本さん:台本を読ませていただいて、面白い作品だなと思いました。ですが実はミステリー作品の劇伴を担当するのは初めてでしたし、堤監督のあの要所要所にあるコメディー要素をどう表現していこうかな、と。
井上さん:“変拍子”というリクエストをもらいました。もともと僕たちが多用しているリズムなので、すごく“fox capture plan”節を感じ取っていただける曲ができ上がったと思っています。
カワイさん:割と好きに自分たちの音を作れた感はありますね。
カワイさん:実は松村さんの作品にご一緒することが多く、今回はどういうお芝居をするのかな、といつも楽しみです。西畑さんとは今回初めてだったのですが、(演じる氷雨のような)秀才キャラが似合っているなと思いました。
岸本さん:松村さんが出演していた「一億円のさようなら」(2020年、NHK)というドラマの劇伴も僕たちだったのですが、松村さんはそのとき演じられていた“好青年”というイメージが強くて。でも今作では“オラオラ”しているキャラでそのギャップに驚いたのですが、ドラマを見るとまったく違和感がなくて順応的な役者さんだなと思いました。
井上さん:いろいろな顔ができる役者さんだよね。
カワイさん:一貫したテーマとして「ミステリアス」で「クール」なサウンドになるよう曲を制作しました。そこはやっぱり2人のイメージから来ているかもしれません。
岸本さん:「カルテット」「コンフィデンスマンJP」の頃からオファーをたくさんいただけるようになってきました。その辺りから認知度も上がっていったと思います。
岸本さん:やっぱりfox capture planの知名度が上がる、という部分は大きいです。現在ツアー中なのですが、サイン会に「ノキドア」ファンの方も来られるので、すごくうれしいです。劇伴をやることで、バンド活動に相乗効果が生まれていると思います。
井上さん:普段のアルバムではやっていなかったことも、劇伴のオーダーの内容次第では実戦できるので、自分たちの世界観が広がっているなと思います。バンド活動に良い方向で還元してもらっていますね。
カワイさん:やっていて良かったよね。劇伴制作にも今後とも力を入れていきたいです。
fox capture planが手掛ける「ノッキンオン・ロックドドア」オリジナル・サウンドトラックが9月20日に発売される。メインテーマから、SixTONESとなにわ男子のダブル主題歌のDrama Instrumentalまで、ドラマを彩る楽曲の数々を収録する。価格は2750円。
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2024年11月15日 11:00時点
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