良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第147回が、NHK・BSプレミアムで9月20日に再放送された。鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)が発した「移ろいやすい音程」という言葉が話題になった。
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同回では、ひろ美は自身が見つけてきた仕事として、「鈴鹿ひろ美チャリティーリサイタルIN東北」を開きたいと社長の春子(小泉今日子さん)に打ち明ける。
ひろ美は、自分がやるべきことが見つかったと、「生身の鈴鹿ひろ美の声を届けたい」と熱く語る。これまでは女優として演じる役を介して被災者を勇気づけてきたが、直接励ましたいという。
春子は「リサイタルということは歌を歌われるということですよね」と、ひろ美の歌の実力を不安視し、「朗読とか、ポエトリーリーディングとか、詩吟とか……」などと歌以外の方法を提案。「持ち歌も少ないし、ブランクもあるし」とやんわり歌を避けようとする。
すると、ひろ美は「音痴だし」と自虐し、「ずっと戦っているんです。自分の移ろいやすい音程と」といい、「逃げるのはもう嫌なんです。へたでもいい、不完全でもいい、自分の声で歌って笑顔を届けたい。ずっとコンプレックスだった移ろいやすい音程を私なりに克服したい」と、昨年夏からボイストレーナーについてレッスンしていることを告白する。
成果として、ひろ美が歌ってみせると、それを聴いた春子は、お金がもったいないので、ボイストレーナーをクビにした方がいいと言い、代わりに「私が歌唱指導します。鈴鹿さんの」と進言。リサイタルを「やりましょう!」と告げた。
SNSでは、「移ろいやすい音程ってもっと昔から使われてたのかと思ったら、あまちゃんからだったか~」「移ろいやすい音程って、鈴鹿ひろ美のせりふだったんだ」「ほんといいフレーズ思いつくよねえ」「名言『移ろいやすい音程』爆誕!」「いい表現ね鈴鹿さん」「私もこれから音痴をそう呼ぶわ」「表現すてき」「言葉のチョイスが秀逸」「きれいな表現」「このあと何回使わせてもらったかな。使い勝手がいいのよね(笑い)」といった声が続々と上がった。
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