終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)。11月12日放送の第43回「関ヶ原の戦い」では、“天下分け目の合戦”の裏で描かれた、松本若菜さん演じる阿茶局と北川景子さん扮(ふん)する茶々の対決に視聴者の熱い視線が注がれた。
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第43回では、真田の罠にはまり、秀忠(森崎ウィンさん)率いる主力軍が来ないことで、圧倒的数的不利に陥る東軍だったが、家康(松本さん)は、野戦での勝負を決断。決戦の地に関ヶ原を選ぶと、大量の密書をばらまき、敵に切り崩しを仕掛ける。
一方、優位に立つ三成(中村七之助さん)は、呼応するように兵を進め、家康らを取り囲むが、西軍に加わるはずの小早川秀秋(嘉島陸さん)は、松尾山に陣を敷き、冷静に戦況を見つめる。
やがて家康に先陣を任された直政(板垣李光人さん)が攻め込み、各地で激しい戦闘が繰り広げられるが、秀秋に加えて、家康の背後に位置する毛利勢が動かなかったため、その後ろの長宗我部勢は足止めをくらい、戦況は分からなくなる。
そのころ大坂でも動きが。阿茶局が寧々(北政所、和久井映見さん)の使いとして、茶々の元を訪れる。第38回「唐入り」(10月8日放送)では、家康を目の前に“やり合った”二人。最初、阿茶の話に冷静に耳を傾ける茶々だったが、阿茶から、この戦に秀頼を関わらせず、その身を信頼に足る家康に預けてみては、と進言されると、見る見る表情をこわばらせ、「それは過ぎたる物言いじゃ。身の程をわきまえよ!」と怒りをあらわにする。
一触即発の空気に包まれるが、茶々は何とかこらえ、阿茶に対して「なかなかはったりがうまいようじゃ。秀頼を案じてくれて礼を言うぞ」と冷静を装う、しかし、阿茶の「どういたしまして」との返しが気に障ったのか、茶々は「まことに不愉快なおなごよ。二度とお見えにならぬがよろしい」と本音をもらすと、「帰り道には気を付けよ」と笑みを浮かべて忠告した。
阿茶が笑顔で「ありがとうございます」といい、立ち去った後、茶々は「うああっ!」と怒りの声を上げ、阿茶もまた寧々のところへと戻ると「あ~、おっかいおなごだわ」と脱力した。
見応え十分の女の戦いに対して、SNSでは「関ヶ原よりも大阪城の女の戦いの方が迫力あるわ」「三成と家康のやり取りより茶々様と阿茶様の対峙の方が迫力あったと思うのは私だけでしょうか?」「個人的には、茶々と阿茶のおなご関ヶ原がいちばんこわかったデス」などと反応。
“激おこ”な茶々に一歩も引かなかった阿茶には「阿茶様、今日もかっこいい…」「阿茶局カッコよすぎる! 好き…」「阿茶! もうめっちゃ好き! 阿茶!!」との声が上がった。
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