終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
鈴木亮平さん主演の連続ドラマ「下剋上球児」(TBS系、日曜午後9時)の第6話が11月19日、野球中継の延長のため、1時間10分遅れで放送された。南雲の事件から1年たち、越山高校野球部も代替わりして夏の甲子園予選の初戦が描かれた。
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原案は菊地高弘さんの同名ノンフィクション(カンゼン)。登場人物や学校、あらすじはすべてフィクションで描く。教師の夢を捨て切れず32歳で大学に再入学して高校教師になった南雲(鈴木さん)が、廃部寸前の野球部の顧問になり、甲子園を目指す物語。「最愛」(2021年)など同局の人気ドラマで知られる新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督が手掛ける。
第6話では、根室(兵頭功海さん)が南雲(鈴木さん)宅に泊まるようなったのを機に、南雲の元に練習後の野球部員が集まるようになった。そんなある日、南雲の事件が送検される。処分は不起訴だった。
越山高校の野球部では、南雲の後任監督が犬塚(小日向文世さん)に解任され、山住(黒木華さん)が自ら新監督を申し出る。そして迎えた夏の予選、初戦の相手は昨年ベスト8の五十鈴高校に決定した。
初戦に向け、気を引き締める部員たち。だが、相手校の野球部員から、横浜にいたころの山住に関するうわさを聞かされ……と展開した。
野球部員たちは1回勝ったら南雲に監督として戻ってきてもらうと息巻く。そして試合当日。それぞれの力を存分に発揮し、南雲がスタンドで見守る中、越山高校は見事勝利した。
試合後、山住が横浜の高校を辞めたのは「生徒に手を出したから」と吹き込んだ五十鈴高の野球部員に、山住自身が「生徒が何を考えているのか分からなくなったの」と真実を伝え、「皆さんの分まで精いっぱい頑張る」と告げた。
胸熱な展開に、SNSでは「遅れて放送だったのか~途中から見たけど勝って泣いたー!」「良かったわ~。来週も感動だろうね」「最高だったあ」「下剋上するんだから勝つと分かってても引きこまれるわ」と感動の声が続々と上がった。
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