終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
プロ野球・ソフトバンクホークスやメジャーリーグなどで活躍した川崎宗則さんが、鈴木亮平さん主演でTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送中の連続ドラマ「下剋上球児」の第7話(11月26日放送)に出演することが20日、明らかになった。川崎さんはドラマ出演は2度目だが、2年前に出演した前作は本人役だったこともあり、本格演技は初めてとなる。
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原案は菊地高弘さんの同名ノンフィクション(カンゼン)。登場人物や学校、あらすじはすべてフィクションで描く。教師の夢を捨て切れず32歳で大学に再入学して高校教師になった南雲(鈴木さん)が、廃部寸前の野球部の顧問になり、甲子園を目指す物語。「最愛」(2021年)など同局の人気ドラマで知られる新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督が手掛ける。
川崎さんは2006年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第1回大会の優勝メンバーで、2012年からメジャーリーグでもプレーした経験を持つ。42歳の今でも独立リーグで現役を続けており、持ち前の明るいキャラクターで人気を博している。
川崎さんが連続ドラマへ出演するのは2021年放送のテレビ東京系のドラマ「八月は夜のバッティングセンターで。」に出演以来、2度目だが、前回は本人役でだったため、本格演技は今回が初めて。今回は越山高校野球部の練習試合の対戦校となる三重西高校の監督役で出演する。
撮影中、川崎さんは大きな声で終始現場を盛り上げ、南雲(鈴木さん)や山住(黒木華さん)とせりふのやり取りもあったが、順調に撮影が進んだ。撮影の合間には三重西高校野球部の球児キャストと自然にノックが始まり、その様子を見た鈴木さんが加わる場面もあったという。
撮影を終えた川崎さんは、「せりふもちゃんとあったので緊張しましたが、そこは役者魂で乗り切りました!(笑い) それも鈴木さんをはじめ皆さんが緊張をほぐしてくれたおかげですので感謝しかありません。本当にいいチームだと思います!」と感想を語った。
川崎さんは、オーディション時に球児キャストを指導しており、「あの時よりみんなシュッとしていて、表情が精悍(せいかん)で、撮影を重ねて少しずつ成長しているんだなと、そしてまだまだ伸びしろがあるなとも感じました」と球児キャストの成長した姿に驚き、うれしそうに語った。最後には鈴木さんや球児キャストと「野球、サイコー!!!」と言いながら写真撮影をしていたという。
19日に放送された第6話で11年ぶりに甲子園予選1回戦を突破した越山高校野球部。川崎さんが出演する第7話では、部員たちとの約束に応えて南雲が監督に復帰。練習試合を重ねて着実に部員たちは成長し、南雲は監督を続けるために、丹羽(小泉孝太郎さん)と犬塚(小日向文世さん)にある目標を宣言する……という展開になる。
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