どうする家康:癒やしでしかなかった信雄の「わ〜ぼ〜く」 一人心痛める千姫に寄り添い、視聴者も「見直した」

大河ドラマ「どうする家康」第46回の一場面 浜野謙太さん演じる織田信雄(常真) (C)NHK
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大河ドラマ「どうする家康」第46回の一場面 浜野謙太さん演じる織田信雄(常真) (C)NHK

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第46回「大坂の陣」が、12月3日に放送され、浜野謙太さん演じる織田信雄が、「織田常真」の名で再登場した。

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 第46回では、豊臣家復活を願う方広寺の鐘に、家康(松本さん)を呪う言葉が刻まれたという。家康は茶々(北川景子さん)が徳川に従い、人質として江戸に来ることを要求。激怒した大野治長(玉山鉄二さん)は、両家の仲介役・片桐且元(川島潤哉さん)の暗殺を計画し……と展開した。

 着々と戦の準備を進める豊臣は武将を集め、酒を振る舞う。その場には、今は「織田常真」を名乗る信雄もいて、自身が総大将を務めた「小牧・長久手の戦い」の“武勇伝”を語り始めると、千姫(原菜乃華さん)は一人、そっと席を外す。

 信雄は、厠に行くふりをしてすすり泣く千姫に近づき「戦は避けましょう」とぽつり。続けて「あなたのおじい様(家康)には世話になった。(戦を)やりとうない」と理由を明かすと、「わしの最も得意とする兵法はご存じかな?」と前置きし、「和睦(わ〜ぼ〜く)でござる」と冗談めかす。

 さらには、自分と片桐(且元)で何とかすると、一人心痛める千姫を安心させようとする信雄は、千姫から治長による「片桐且元暗殺計画」を聞き……と展開。結果として、治長は且元の命を狙い損ねることとなった。

 SNSでは「信雄、見直した」「信雄さん、ええ人やん…」「片桐殿ォー! いや信雄ナイス! 千姫ナイス!」「織田信雄、良すぎて泣いちゃう…」などと視聴者は反応。さらに「『わ〜ぼ〜く』俺たちの信雄は癒し」「信雄『わ〜ぼ〜く』←ピリピリした大坂の陣において唯一の癒しキャラ」「わ・ぼ・くのフレーズが頭から離れない」「信雄の『わ・ぼ・く』にノックアウト」と盛り上がった。

 「どうする家康」は一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く。ドラマは残り2回となっている。

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