パラサイト 半地下の家族:古田新太、江口のりこらの舞台版がWOWOWで4月に放送・配信

舞台版「パラサイト」のポスタービジュアル
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舞台版「パラサイト」のポスタービジュアル

 第92回アカデミー賞を受賞した映画「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)を日本版として古田新太さん、江口のりこさんらが出演した舞台版「パラサイト」がWOWOWで4月に放送・配信されることが明らかになった。

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 「パラサイト 半地下の家族」は2019年に韓国で公開され、第92回アカデミー賞で非英語作品として史上初めて作品賞を受賞しするなど4部門受賞という快挙を達成した。日本版は1990年代の関西を舞台に、地上にありながら地下のように日が差さないトタン屋根の集落で暮らす金田家が、高台の豪邸で暮らす永井家に寄生 (パラサイト)していく物語。

 映画「愛を乞うひと」などの鄭義信さんが台本と演出を手掛け、半地下に暮らす金田家の夫婦役を古田さん、江口さん、息子と娘役を宮沢氷魚さん、伊藤沙莉さんが演じ、一方、裕福な永井家の夫婦役を山内圭哉さん、真木よう子さん、その娘役を恒松祐里さん、家政婦役をキムラ緑子さんが演じるほか、オリジナルの登場人物としてみのすけさんが出演した。

 ◇ストーリー

 堤防の下にあるトタン屋根の集落。川の水位より低く一日中日が差さず、地上にありながら地下のような土地で金田文平(古田さん)の家族は家内制手工業の靴作りで生計を立てて暮らしている。一方、対照的な高台にある豪邸では、永井慎太郎(山内さん)、妻の千代子(真木さん)、娘の繭子(恒松さん)、引きこもりの息子・賢太郎がベテラン家政婦の安田玉子(キムラさん)とともに暮らしている。文平の息子の純平(宮沢さん)は、妹の美姫(伊藤さん)が偽造した大学の在籍証明を利用し、繭子の家庭教師として永井家でアルバイトを始める。また、賢太郎のアートセラピーの教師となった美姫は、慎太郎の運転手や玉子がクビになるように仕向け、その後釜に文平と妻の福子(江口さん)が入り込み、こうして一家は永井家に寄生していくが……。

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