終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第4回が、4月4日に放送され、寅子(伊藤さん)の“怒涛の心の声”が視聴者の間で話題となった。
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第4回では、味方のはずの父・直言(岡部たかしさん)も頼りにならず、寅子は女子部に行きたいと母・はる(石田ゆり子さん)に言えずにいた。そうこうするうちに花江(森田望智さん)と直道(上川周作さん)の結婚式が迫る。
式が終わるまで大人しくしていてと花江にクギを刺された寅子は、「したたかに」ふるまう作戦に出るが……と展開した。
つつがなく式が進み、寅子は直言に駆り出され、みんなの前で歌を披露することになるが、胸中には「結婚=女の幸せ」という考えへの疑問が渦巻いていた。
「お母さんの言う通り、結婚は悪くない……とは思えない。なぜだろう? 親友の幸せは願えても、ここに自分の幸せがあるとは到底思えない。というか、何だ、したたかって。何で女だけニコニコ、こんな周りの顔色うかがって、生きなきゃいけないんだ? 何でこんなに面倒なんだ? 何でみんなスンッとしているんだ!? 何でなんだ!?」。
この寅子のモノローグは、「怒りのこもった寅子の熱唱は迫力があった、と参列者にもとても好評でした」といった皮肉な“オチ”も含めて、ドラマの語りを務める尾野真千子さんによるもの
SNSでは「ナレーションの心の声が全然違和感ないの、なにげにすごいわ」「ナレーターの尾野真千子さんは、もはや声優。寅子の心の声と映像がよく合っている」「かなりナレ多めなのに、それが全然気にならないどころか主人公の心の声となってシンクロしていて心地良い」「尾野真千子の心の声ナレも、寅子の怒りがあふれてて最高だった。どっぷり感情移入」と話題となった。
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