終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第15回が、4月19日に放送され、花江(森田望智さん)が抱えていた思いを吐露する姿が描かれた。
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第15回では、法廷劇の元となった実際の事件を調べるため、まんじゅうを作ってみることにした寅子(伊藤さん)たち。すると涼子(桜井ユキさん)が急に謝罪したいと言い出す。涼子が調べたところ、学長(久保酎吉さん)が元の事件を脚色し、かわいそうな女性を女性たちが弁護しているように見えるよう改変していたらしい。
「都合よく使われた」ことに憤慨する寅子やよねたち。一方で寅子の母・はる(石田ゆり子さん)は、自分の娘が志を同じくする仲間を得られたことを喜び、「どうかこれからもみんなで一緒にいろいろなことを考え抜いてちょうだい」と同級生たちに呼びかける。
すると、その背後で「自分は独りぼっち」だという花江が涙。寅子たちの話を聞いていても輪に入れず、自分は「戦わない女側」であることが「つらい」と告白。親友だった寅子からも、みんなに「兄の嫁」と紹介されたことがショックだったと明かす。
寅子たちみたいに「優秀で強い人には私のつらさ、さみしさが分かりっこない」と嘆き悲しむ花江。よねは「つらくない人間なんて、いない」と正論を振りかざすが、寅子は「弱音を吐くべき」と提案。続けて「弱音を吐く自分を、その人をそのまま受け入れることができる弁護士に、居場所になりたい」と考えを語ると、涼子や梅子(平岩紙さん)、香淑(ハ・ヨンスさん)が次々と胸の内を吐き出し、花江もまた「私はお義母さま(はるのこと)がほめてくれないのが嫌。どんなにおうちのことを頑張っても、お料理も一度もほめてくれない。いっつもお砂糖足してしまう」と言って、はるを驚かせた。
SNSでは「花江ちゃん、お嫁に来てからずっと寂しかったんだね…」「花江ちゃんの気持ちすご~くわかりました」「花江ちゃんの気持ちがわかりすぎて泣けてくる」「花江ちゃんが、気持ちを吐露したシーン、めっちゃ泣いた。花江ちゃんが飲み込まずに言えたのすごいよ!」「花江ちゃんが感じているこの苦しみ、ちゃんと拾い上げてくれるこの作品、やはり信頼できる」といった感想が書き込まれた。
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