終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第45回が、5月31日に放送され、“家族会議”で繰り広げられた寅子(伊藤さん)と直明(三山凌輝さん)のやり取りが、視聴者の話題を呼んだ。
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第45回では、寅子の目に「日本国憲法」の記事が飛び込んで来る。そこには「すべての国民は法の下に平等である」と書かれており、寅子は次第に力が湧いてくるのを感じる。立ち上がった寅子はさっそく家族会議を開き、そこで直明が大学へ行くこと、もう一度自分が仕事を探すことを提案して……と展開した。
寅子から大学へ行くように言われた直明は、「そんなお金どこにあるんだよ」と提案を突っぱねる。寅子は「大好きな勉強をして、やりたいことを見つけていくあなたを、あなたが幸せになるのをお姉ちゃんは見たいの」と言い、「無理に大人ぶるあなたを見ると、胸がざわざわするの」と伝えた。
直明は「僕はもうハタチだよ。大人だよ。僕は猪爪家の男として、この家の大黒柱にならないと!」と告げる。
すると寅子は「そんなものならなくていい!」と一喝。「新しい憲法の話をしたでしょ? 男も女も平等なの。男だからって、あなたが全部背負わなくていい。そういう時代は終わったの」と大学に行くよう、必死に訴えた。
話を聞いていた花江(森田望智さん)は「そうよね。これからは、家族みんなが柱になって支えていけばいいわよね」と寅子に同意する。
直明は「僕、勉強していいの?」と聞き、寅子は「していいじゃなくて、必死になって勉強しなさい」とエールを送るのだった。
SNSでは「大黒柱にならなくていい、男だからって全部を背負わなくていいって言わせたのすごいな」「直明、大好きな勉学の世界に戻れてよかった」「男にも女にも自分らしく生きていく勇気をくれる朝ドラ」「男だからって大黒柱になろうとしなくていいって言葉好きだな」「『男だからって全部背負わなくていい』この言葉にハッとした。平等とはそういうことでもあるのだ」とさまざまな感想が書き込まれていた。
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