良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)。6月1日は第9週「男は度胸、女は愛嬌?」(5月27~31日)を振り返る。
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「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインとその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。
第9週では、昭和20(1945)年。度重なる空襲から逃げるため、寅子(伊藤さん)と花江(森田望智さん)は子供たちを連れて疎開していたが、直言(岡部たかしさん)によって、直道(上川周作さん)が戦死したことが伝えられる。
やがて終戦となり、寅子らの元には、岡山から弟の直明(三山凌輝さん)が戻って来る。働いて家族を助けると言う直明に、寅子は納得できないでいたが、そんな中、体調を崩していた直言が、優三(仲野太賀さん)の死を家族に隠していたことが発覚する。
そして、これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて、安らかに亡くなる直言。後日、はる(石田ゆり子さん)のはからいで、気晴らしに闇市へと出かけた寅子。決して悲しみが薄まることはなかったが、焼き鳥を包んでいた新聞の記事に目を奪われる。
それは「日本国憲法」の公布に関する記事で、「すべての国民は法の下に平等である」との文字を読んだ寅子は、次第に力が湧いてくるのを感じる。さっそく家族会議を開き、そこで直明が大学へ行くこと、もう一度自分が仕事を探すことを提案した寅子が、希望を胸に向かった先は……と展開した。
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