終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第78回が7月17日に放送され、寅子(伊藤さん)が「仕事行きたくない~!」と駄々をこねる場面があり、視聴者が注目した。
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第78回では、山の境界線を巡る現地調停で書記官の高瀬(望月歩さん)と申立人の森口(俵木藤汰さん)の間にトラブルが発生。口論になった理由を明かそうとしない高瀬に、寅子(伊藤さん)が「無理に話さなくていいわ。きっとひどいこと言われたのよね。ずっと耐えてきた高瀬さんがあんなにお怒りになるんだから」と言うと、高瀬は「だからもういいですから! よそ者のくせにこっち側のふりをしなくて!」と怒りをあらわにした。
高瀬は、寅子の懸命さも優しさも理解しているとした上で、「波風を立てず、『立つ鳥跡を濁さず』でお願いしたい!」と言い放つ。主任書記官の深田(遠山俊也さん)は寅子に謝罪するが、その様子を見ていた小野(堺小春さん)は「そらろも、深田さんらって高瀬くんとおんなじ気持ちじゃねんですか」と心情を代弁した。
寅子は「高瀬さん、皆さんありがとう。思っていらっしゃることをお話ししてくださった方が、黙っていられるよりずっといい」と強がり、その場から立ち去った。
翌朝、優未(竹澤咲子ちゃん)を見送った寅子は、両手で顔を覆い、「あ~ん~何か仕事行きたくない~!」と畳の上に大の字で寝転がると、「行きたくない~っ!」と手足をバタバタさせ、子どものように駄々をこねた。
SNSでは「全社会人の気持ちを代弁する寅子」「共感しかない」「日本の働く全員の心の叫びを具現化した超いいシーンだったぜ」「ここまで激しくダダこねる大人、初めて見た(笑)」「思いのほか全力の『行きたくない』でとても良かった」などと、共感の声が上がった。
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