虎に翼:話題作に多数出演 ひったくり犯役のイケメン俳優に注目 「『最高の教師』の瓜生!」「親戚目線で見てしまう」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」で元木俊雄を演じる山時聡真さん
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」で元木俊雄を演じる山時聡真さん

 伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第83回が7月24日に放送され、ひったくり犯の少年、元木を演じる山時聡真さんに視聴者が注目した。

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 元木は、寅子(伊藤さん)が新潟地裁本庁で初めて担当した暴行事件の被害者。元木は、被告の水上(林裕太さん)の鞄をひったくったことで、激高した水上から殴る蹴るの暴行を加えられた。また、元木自身も市内で頻発するひったくり事件の容疑者の一人として、家庭裁判所の少年部で事情を聞かれていた。

 第83回では、航一(岡田将生さん)から寅子に、ひったくり事件の犯人と名乗る中高生が6人も自首してきたと連絡が入る。おかしなことに、元木を含む7人の少年たちは学校も違い、何のつながりもないという。

 傷害事件の証人尋問が始まる。証言台に立った元木は「仲間なんていねえ」と答え、「どうせ悪いことして稼いだもんだ。とられたって自業自得でしょ」と全く反省していない様子。寅子が「つまりあなたは正義感から窃盗を行ったと?」と尋ねると、元木は「理由なんてどうでもいいでしょ」と反抗的な態度を取る。

 寅子は三条の大地主の森口(俵木藤汰さん)の娘、美佐江(片岡凜さん)からもらった“赤い腕飾り”を腕に巻いて裁判に臨んだが、その腕飾りに気づいた元木は「あの子をスッキリさせたくて」と話し、「はあ~そうか……。自首してきたやつらは俺に手柄を横取りされとねかったんか」というと、不敵な笑みを浮かべ、手首に巻いた赤い腕飾りを見せつけた。

 山時さんは、2005年6月6日生まれ、東京都出身の19歳。2016年、11歳で映画「ゆずの葉ゆれて」で俳優デビュー。2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で主人公の一人、田畑政治(阿部サダヲさん)の子供時代を演じ、同年放送のドラマ「少年寅次郎」、2020年のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」といったNHKの作品に出演。以降も、NHKのドラマ「大奥」、日本テレビ系の連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」、劇場版アニメ「君たちはどう生きるか」など、話題作への出演が続く注目の若手俳優だ。

 SNSでは「引ったくり犯は最高の教師の子かな? あのめちゃくちゃ演技うまかった子」「窃盗犯の元木どっかで見たなと思ったら『最高の教師』の瓜生!」「山時聡真くん、いだてんの時より成長してもう大人」「売れっ子だね」「ちょこちょこ見かけるけど、そのたび大きくなったなあと親戚目線で見てしまう」といった声が上がった。

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