塩野瑛久&井浦新:「光る君へ」一条天皇&藤原道隆がお仕事コメディーで部下と上司に 10月期「無能の鷹」出演

10月11日スタートの「無能の鷹」に出演する塩野瑛久さん(左)と井浦新さん=テレビ朝日提供
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10月11日スタートの「無能の鷹」に出演する塩野瑛久さん(左)と井浦新さん=テレビ朝日提供

 菜々緒さん主演で10月11日にスタートするテレビ朝日系の連続ドラマ「無能の鷹」(金曜午後11時15分、一部地域を除く)の追加キャストが発表され、俳優の塩野瑛久さんや井浦新さんらの出演が分かった。NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合)で一条天皇と藤原道隆を演じていた2人が、部下と上司役で再共演する。

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 ドラマは、女性マンガ誌「Kiss」(講談社)で連載中のはんざき朝未さん作の同名マンガの実写化。超有能そうな見た目なのに、コピーもできず、パソコンも起動できない衝撃的に無能な新入社員、鷹野ツメ子(菜々緒さん)のすがすがしいまでの生き様を描く“超・脱力系お仕事コメディー”。「おっさんずラブ」シリーズ(2016~24年)や「あのときキスしておけば」(2021年)、「unknown」(2023年)などで知られるテレビ朝日の貴島彩理プロデューサーが手がける。

 塩野さんは、鷹野と同期であり、メンタルがひよわな新入社員・鶸田道人(ひわだ・みちと)を演じる。営業部で不運にも無能すぎる鷹野の世話係をする羽目になるが、見た目は有能そうな鷹野とタッグを組むことで、なぜか取引先へのプレゼンがスムーズに運べるようになっていくキャラクターだ。

 塩野さんは今作について、「大笑いできる人もいれば、憧れの気持ちで見る方、いろいろな見方ができる作品だと思います。鶸田は一種のストーリーテラー。その鶸田の弱い部分、前に出られない部分に共感してくださる方がいればうれしいです」とコメントした。

 井浦さんが演じるのは、鷹野や鶸田らの上司である営業部ベテラン社員・鳩山樹(はとやま・いつき)。心優しく、真面目で面倒見がいいのが取り柄だが、どことなく損しがちな性格で、社内では出世ルートからも外れている。

 井浦さんは「頑張っている方、頑張ることが苦手な方、どの視点から見ても楽しめるドラマになると思いますし、今の世の中に一石を投じる作品になると思います。一生懸命生きている皆さんがひと息つけて、“鷹野みたいにマイウェーでいいんだ!”と感じてもらえたら……お楽しみに」とアピールした。

 工藤阿須加さん、さとうほなみさん、高橋克実さんの出演も発表された。工藤さんは鶸田の指導係となる営業部中堅社員の雉谷耕太(きじたに・こうた)、さとうさんは「ハラスメントの温床のおじさんたちは全員消えればいいのに」という思考から出世を目指す営業部中堅社員の鵜飼朱音(うかい・あかね)、高橋さんは営業部部長で“老害”になり果てた朱雀又一郎(すざく・またいちろう)をそれぞれ演じる。

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