モンスター
#5 信じたいもの
11月11日(月)放送分
俳優の神木隆之介さん主演の10月期のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)。明治の初めから戦後の高度成長期にかけ、石炭採掘で発展した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした愛と友情、家族の物語。脚本・野木亜紀子さん、監督・塚原あゆ子さん、プロデューサー・新井順子さんの「アンナチュラル」チームによる注目作だ。主人公・鉄平(神木さん)の良き理解者でもある兄・進平を演じる斎藤工さんが意気込みを語った。
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物語は、戦後復興期から高度経済成長期の「何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代」と、これに対して現代の「一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代」を描くエンターテインメント。
脚本・野木さん、塚原監督、新井プロデューサーが舵を取る「船」に、座長・神木さんらとともに乗せていただけることになり、贅沢(ぜいたく)な気持ちでいっぱいでした。いち視聴者として、このチームとキャストとが作り出す化学反応を見てみたいと思いましたし、それを現場で僕自身で体験できることがうれしかったです。
本読みの段階で、共演者皆さんの役柄の捉え方や、ご自身のキャラクターとの融合に圧倒されました。進平は炭鉱夫役なのでロケでの撮影も多いのですが、背景の映し方にまで一切妥協がなくて。入念なロケハンを行っていることと、極力フィクションを省いて端島を再現するんだという強い思いを、現場に立つたびに感じます。
進平は戦争を体験した人間で、ある意味、十字架を背負っている人間。でもそれは時代的に進平に限ったことではありません。炭まみれになりながらお芝居をする中で、自分たちで一から島を作っていくぞ! という沸き立つ熱量を感じ、そういった戦争直後の日本のエネルギーが日本の発展の基盤になったのではないかな、と。
そして、お芝居では鉄平と父・一平(國村隼さん)との距離感も大切にしています。3人には少し激情型な一面があって、國村さんとも「一瞬で感情に火がつくのは、荒木家ならではなのでは」と話していて。あまり決め込み過ぎず、お2人のお芝居を反射させながら家族の関係性を作るように心掛けています。
神木さんは、主役たる振る舞いをされながらもすごく柔和な方で、スタッフさんとコミュニケーションを取っている様子を見ていると、部署という垣根を自らまたいで繋げてくれる方だなと感じます。俳優部のキャプテンとしてだけではなく、作品全体を先導してくれている人間性に、スケールの大きさを感じますね。
それぞれが経験したことがない当時の端島を想像しながら、創意工夫を重ねている、すてきな現場です。僕の役は方言の勉強も必要だったのですが、長崎県出身の林啓史監督をはじめ、教科書通りのイントネーションにとらわれて役を忘れてしまう瞬間がないように、皆さんがサポートしてくださるので、とても頼もしいです。
現代と端島の時代感のコントラストには、やはり注目していただきたいです。美術部さん、衣装部さんをはじめとした全部署が、タイムスリップしたかのような映像を作るためにこだわり抜いています。小道具1つとっても手触りで、僕たちを当時の端島に連れて行ってくれるので、より本作の世界観に入ることができています。スタッフの皆さんの努力に日々、感銘を受けています。
戦後の日本が立ち上がるエネルギーがふんだんに宿る本作。どこかくすぶっている現代と、当時の端島からみなぎるエネルギーのコントラストを、今を生きる視聴者の皆さんにも浴びていただきたいです。野木さんの素晴らしい脚本を、塚原監督の演出に身を委ねながら。
そして、それを新井順子プロデューサーが俯瞰(ふかん)で見守ってくれるという、強靭(きょうじん)なチームで一生懸命撮影を重ねています。まさに今の時代に必要な作品になっていますので、ぜひご期待ください!
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