おむすび:「これやるわ」ナベさんが避難所で見せた行動が話題に 視聴者「不器用な優しさが泣ける」「あの家に入るのつらかったろうに」

連続テレビ小説「おむすび」第46回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「おむすび」第46回の一場面(C)NHK

 橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第46回が12月2日に放送され、娘・真紀(大島美優さん)を震災で失い、心を閉ざしていた“ナベさん”こと孝雄(緒形直人さん)が避難所で見せた行動に、視聴者の注目が集まった。

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 第46回では、阪神・淡路大震災発生後の避難所での様子が回想シーンとして描かれた。地震発生から数日がたち、避難所に少しずつ食料などが届き始めた。美佐江(キムラ緑子さん)は救援物資が公平に行き渡るようルールを作り、物資の仕分けを結の父・聖人(北村有起哉さん)が担当することになった。

 そんなある日、当時6歳だった結(磯村アメリちゃん)の幼なじみで美佐江の娘・菜摘(今津里梨花ちゃん)が、おなかを抱えて苦しそうに倒れ込んでしまう。駆けつけた医師の診断によると、腹痛の原因は便秘。避難所では、パンや米ばかりの食事になるため、食物繊維が十分に摂取できず、便秘に苦しむ人が増えるのだという。野菜や海藻などをとると良いと話す医師に、美佐江は「そんなもん、どこにあるんよ! ただでさえ食べるもん回ってけえへんのに!」と声を荒らげた。

 するとそこに、大きな段ボール箱を抱えた孝雄がやって来て、「これやるわ」と一言。箱の中には、買い置きしていたという乾燥わかめや乾燥しいたけなどの食材が入っており、美佐江は「ナベさん、ありがとう!」と目を潤ませた。

 この場面での孝雄の行動に、SNSでは「ナベさんの不器用な優しさが泣ける」「ナベさんはとても優しい方だよ。あの家に入るのつらかったろうに」「真紀ちゃんを亡くしたすぐ後なのに、子どもの命を守ろうとするナベさん……めちゃくちゃ勇気のある心優しい人」「職人気質の気難しい人だけど、本当は人のために行動ができる人なんだよね」といった声が上がっていた。

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