プロ野球戦力外通告:野球に全てを捧げてきた男と家族の闘いが今夜放送 “巨人の4番候補”に非情宣告

元巨人の菊田拡和選手(C)TBS
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元巨人の菊田拡和選手(C)TBS

 戦力外通告を言い渡されたプロ野球選手とその家族が“明日”を掴み取る闘いに密着するドキュメンタリー特番「プロ野球戦力外通告」がTBSで12月25日午後11時10分から放送される。今年で21回目の放送で、今回は元巨人の菊田拡和選手(23)、元西武の伊藤翔投手(25)、元楽天の菅原秀投手(30)の決断に密着する。

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 ◇“ポスト岡本和真”に下された宣告 両親のために運命のトライアウトへ

 “ポスト岡本和真”“巨人の将来の4番候補”と言われた菊田拡和選手にプロ5年目23歳の若さで非情な戦力外通告。自宅の庭に練習場を作るなど家族一丸で支え続けた筋金入り野球一家。支えてくれた父・母の為にも、このままでは終われない。NPB復帰を目指し運命のトライアウトに挑む。

 ◇異例の4度目の戦力外通告 独立リーグ時代から支えてくれた妻

 かつて、西武のリーグ優勝に貢献。しかし今年異例の4度目の戦力外通告を受けた伊藤翔投手。彼には独立リーグ時代から支えてくれた妻と子供がいる。妻は家計を支えるため美容師として働き、献身的に夫をサポート。痛めていた肘も完治し、自分のため、家族のため「野球を続けたい」という思いは誰よりも強いという。そんな彼に待っていた思わぬ結末とは。

 ◇一度引退した男がトライアウトに かつての速球が復活

 かつて甲子園で快投を見せ楽天に入団。中継ぎ・先発として輝きを見せてきた矢先、肘を痛めてしまった菅原秀投手。以降成績は振るわず3年前、戦力外通告に……。肘の具合が思わしくないため、悔しい思いを残し現役を引退。しかし引退後は、野球教室の仕事をしながらひそかにトレーニングを続けてきた菅原だが、30歳になった今年、かつての速球が復活。幼い2人の子供にも「野球をしている姿を見せたい」と一度引退した男がトライアウトに挑む異例の挑戦。

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