緊急取調室 (2025)
第7話 赤い殺意
12月4日(木)放送分
俳優の山田孝之さんが、杉元伶一さん原作、加藤伸吉さん作画のマンガを実写ドラマ化した「Netflixシリーズ『国民クイズ』」で主演を務めることが1月28日、明らかになった。山田さんは、圧倒的人気を誇るクイズ番組「国民クイズ」の顔である司会者・K井K一を演じる。
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「国民クイズ」は、1993年に連載され、コミックは一度入手困難となるが、ファンからの熱い要望により復刻版(太田出版)が発行された伝説のカルト的人気マンガ。ドラマは、NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」や同局のバラエティー番組「サラリーマンNEO」、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などで知られる吉田照幸監督が手掛け、脚本は吉田監督が俳優のマギーさんと共同で担当する。
山田さん演じるK井K一が司会を務める「国民クイズ」とは、日本国憲法にて定められた国権の最高機関として位置し、クイズで勝ち残ればどんな願いでも政府によって叶えられるクイズ番組。「勝てば願いが叶い、負ければ欲望の代償としてそれぞれの願いに見合った罰金、又は過酷な強制労働や徴兵に送られる」という究極のデスゲームでもあり、国民クイズの崩壊を目論む組織がK井K一と接触、彼を中心とした狂乱が幕を開ける……という内容。
山田さんは「実写版として制作するにあたり、原作漫画の面白さ、見るものとしてのエンターテインメント性、それを伝える上でのリアリティーの距離感がとても大切なので、微力ながらも脚本制作に携わらせていただいております。興奮できて心抉られる作品をお届けできるよう、一丸となって突っ走ります。危険ですのでついてこないでください」と話している。
原作の杉元さんは「『国民クイズ』の映像化を企画した冒険主義的なプロデューサーは過去にも何人かいました。しかし、いずれも断念、撤退、消散しています。途中で正気に返ったんでしょうね。原作マンガを読んだ人なら分かると思いますが、実写化なんてどだい無謀な話なんです。今回、Netflixさんは本気でドラマにするそうです。原作サイドは未だ半信半疑ですが、その意気やよし、面白い作品になる事を期待しています。勇気があるよなあ」とコメント。
作画の加藤さんは「マンガから実写ドラマに転生した『国民クイズ』が、実り多く華やかな姿に変容しますように心から願っております!」と期待を寄せた。
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