くっきー!:葛飾北斎役で大河ドラマ初出演「光栄中の鬼光栄」 「べらぼう」で“今なお世界中から愛される天才絵師”に

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で勝川春朗(後の葛飾北斎を演じるくっきー!さん (C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で勝川春朗(後の葛飾北斎を演じるくっきー!さん (C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.

 お笑いコンビ「野性爆弾」のくっきー!さんが、俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)に出演することが9月15日、明らかになった。勝川春朗(後の葛飾北斎)を演じる。くっきー!さんが大河ドラマに出演するのは初で、「光栄中の鬼光栄でございます」と話している。

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 くっきー!さん演じる勝川春朗(後の葛飾北斎)は、幼くして絵に親しみ、勝川派の門下に入って浮世絵を学ぶ。師・勝川春章(前野朋哉さん)に連れられて、蔦重(横浜さん)の耕書堂を訪れる。史実では、蔦重亡き後も画号を幾度も改めながら、独自の表現を追い求め続けた。絵の描き方を教える入門書なども手掛け、従来の浮世絵の枠を超えて、人々から高く評価された。

 「『富嶽三十六景』、今なお世界中から愛される天才絵師」だ。

 くっきー!さんは「由緒ど真ん中っしゃん。出れるだけで誉にもかかわらず若かりし頃の葛飾北斎とな。春朗を完全に憑依させ心身ともにブリバリ状態で取っ掛らせていただきます。うれしいと言うよ…うれしい」とコメントを寄せた。

 併せて、滝沢瑣吉(後の曲亭馬琴)を津田健次郎さん、重田貞一(後の十返舎一九)を井上芳雄さんが演じることも発表された。

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

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