阿部寛:7月に98歳父の死を見取る 父の一言がきっかけで俳優の道へ 目を潤ませ「徹子の部屋」で明かす

「徹子の部屋」に出演した阿部寛さん=テレビ朝日提供
1 / 1
「徹子の部屋」に出演した阿部寛さん=テレビ朝日提供

 俳優の阿部寛さんが9月23日、長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)に出演。父親が7月に98歳で亡くなったと明かした。

あなたにオススメ

 頼りがいのあるタイプに見えるが、3人兄弟の末っ子で本当は“甘ったれ”だと明かされた阿部さん。何も言わず優しいが、タイヤが3メートル以上ある世界最大級のダンプカーを作っていたという父を誇りに思っていたといい、97歳ぐらいまで一緒に散歩にも行っていた。死に目にも会えたといい、家族が集まって楽しい思い出話をしている中で息を引き取った。「何か一番いい雰囲気の中で、家族の楽しい話とかを聞きながら逝ったので。オヤジ立派だなって誇りに思っています」と目を潤ませた。

 俳優の道に進んだのも父の言葉がきっかけだった。就職活動もしていたが、「オヤジにこういう仕事の依頼があるけどどう思うかと聞いたら、『子供3人のうちの1人がそういう世界に挑戦してしてもいいんじゃないかと。もしダメだったら普通の世界に戻ればいいから』って。その一言で僕この世界に入ることができました」と感慨深げに語っていた。

テレビ 最新記事