人生の楽園:25周年、“楽園の住人”は1256組 菊池桃子「まだまだ張り切って」 SPはいかりや長介さん&西田敏行さんの秘蔵映像も

「人生の楽園」で“楽園の案内人”を務める菊池桃子さん(左)と小木逸平アナウンサー=テレビ朝日提供
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「人生の楽園」で“楽園の案内人”を務める菊池桃子さん(左)と小木逸平アナウンサー=テレビ朝日提供

 テレビ朝日のドキュメンタリー番組「人生の楽園」(土曜午後6時)が、2000年10月7日の放送開始から25周年を迎える。これを記念して、10月4日午後6時~同56分に「ありがとう!25周年スペシャル」が放送される。歴代の“楽園の案内人”(ナレーション)を務めた故・いかりや長介さんと西田敏行さんの貴重な秘蔵映像も公開される。

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 「人生の楽園」は、自分にとっての“楽園”で第2の人生を送る人々の日常を紹介する番組。2000年10月にいかりや長介さんと伊藤蘭さんが“楽園の案内人”となってスタートし、2003年10月からは西田さんと伊藤さん、2009年1月からは西田さんと菊池桃子さんが案内人を務めた。昨年10月に西田さんが亡くなった後は、その思いを受け継いで菊池さんとテレビ朝日の小木逸平アナウンサーが案内人を務めている。

 25年間で番組が紹介してきた“楽園の住人”は延べ1256組。今では定年後のセカンドライフに限らず、地方移住やキャリアチェンジなどに挑む多様な世代の第2の人生を紹介し、それぞれの挑戦にエールを送り続けている。

 25周年スペシャルで登場する1257組目の“楽園の住人”は、東京の会社を辞めて長崎に移住し、海辺の町で宿を始めた齊藤仁さん(59)と妻の晶子さん(58)。2人は2019年にそろって50歳で早期退職し、四国・九州・沖縄と30か所以上の土地を巡り、最も気に入った長崎県東彼杵町への移住を決めた。東彼杵町に宿泊施設がないことを知って宿を開こうと決意、空き家だった建物を借りて改装するなど、新天地で奮闘する夫妻の姿を紹介する。

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 特別企画として、初代案内人を務めたいかりやさんの貴重なナレーション収録映像や、番組最長の案内人となった西田さんの心暖まるロケ映像も公開。さらに、25年間で出演した1256組の中から心に残る“楽園の住人”の今も紹介する。

 菊池さんは25周年を迎えた心境について「『また新たな気持ちで頑張ろう』と思わせてくれる機会になっています。長く続けてきましたが25周年を迎えた今、新鮮な風が吹き込んだ気がしています」とコメント。「これからも、いつも同じ時間に発信される安心感のようなものを皆さまにお届けできるよう、まだまだ張り切っていこうと思います」と意気込んだ。

 小木アナウンサーは「“楽園の案内人”を務めてもうすぐ1年になります。1年前、初めてナレーション収録を行うブースに入った瞬間、西田敏行さんの存在を感じました。その存在の大きさに圧倒されて最初はおじけづいてしまいましたが、さまざまな“楽園の住人”の人生をお伝えしていく中で、喜びを感じたり、新たな発見をしたりしながら没入していくようになり、今では収録のたびに心躍る気持ちになっています」とコメント。「この先も番組が成長していけるよう、私自身も頑張っていきたいと思っています」と意気込みを語った。

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