ヤンドク!
第11話 最期に残された希望とは?恩師の病を治せるか?
3月23日(月)放送分
高石あかりさんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(月~土曜午前8時ほか)。第38回(11月19日放送)では、トキ(高石さん)や錦織(吉沢亮さん)、勘右衛門(小日向文世さん)らがスキップに挑む姿が15分を通して描かれ、Xでトレンド1位になるほどの話題になった。第8週を通して、スキップのシーンがたびたび登場したが、その意図は何だったのか、制作統括を務める橋爪國臣さんに聞いた。
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第8週について、橋爪さんは「トキがヘブン(トミー・バストウさん)の女中になり、脚本のふじきみつ彦さんが最も得意とされる“何も起こらない物語”がようやく本格的に始まりました」と説明する。
「日々の些細(ささい)なことができたり、できなかったり、そういったところに人間の幸せやおかしみがある、というのが、ふじきさんの持ち味でもあるし、『ばけばけ』というドラマの一つのテーマでもある。その象徴として、ふじきさんのアイデアで、外国にあって日本になく、それほど仰々しくなく、楽しいものとして、スキップをご提案いただきました」
以前のインタビューで、ふじきさんも「史実に(ヘブンのモデルの)小泉八雲がスキップをしていたという話は全くないので、これは僕の想像です。一緒に体を動かして楽しむことで、トキとヘブンの仲が縮まっていくとさらに良いなと思いました。(第36回の)“ビア”は言葉遊びみたいなところがあったので、他に西洋のもので身体を動かしたくて、『この時代の日本の人はスキップはやっていなかったのでは』と、ふと思いつきました」と、ドラマオリジナルの展開であると語っている。
軽やかにスキップするヘブン。それをまねるも、うまくできないトキ。錦織のぎこちないスキップや、初めてとは思えないほど華麗なスキップを見せた勘右衛門など、キャラクターそれぞれの個性が光った。
そんなキャストのスキップシーンを振り返り、橋爪さんは「スキップができるのに、できない人を演じるのは難しいです」と話す。
「キャストとスタッフみんなで、“できないスキップ大会”みたいなことをやりました。スタッフの中にもスキップができない人が何人かいたので、『これができない人のスキップか』と参考にしたり。最終的には皆さんそれぞれが独自に、そのキャラクターなりの“できないスキップ”を考えて、たどり着いてくださいました。錦織は、左右同じ方向の腕と足が一緒に前に出てしまいますが、運動が苦手そうな、不器用な彼らしさがうまく表現されていると思います」
第36回の“Beer(ビア)”モノボケから始まり、たびたび登場したスキップシーンなど、思わず笑ってしまうようなコミカルな描写が満載だった第8週。「何も起こらない物語」が今後、どのように展開していくのか。ますます目が離せない。




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