菅田将暉さんの弟で俳優の菅生新樹（すごう・あらき）さんが、2026年1月8日深夜にスタートするテレビ東京系の連続ドラマ「人は見た目じゃないと思ってた。」（木曜深夜0時半）で主演を務めることが11月26日、明らかになった。

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　ドラマは、小中高大と、野球一筋で生きてきて、見た目にこだわりのない主人公・石黒大和（菅生さん）が、ファッション誌の世界に身を投じたことから“人の見た目”について改めて考え直すオリジナルドラマ。人は誰のため、何のために“見た目”にこだわるのか……。ルッキズムの現代社会に一石を投じる？ファッションヒューマン作となる。

　菅生さんは、2023年にTBS系日曜劇場で放送されたドラマ「下剋上球児」や、2024年度後期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「おむすび」、テレビ東京で2025年4月期に放送された「失踪人捜索班」などに出演、WOWOWで12月放送予定のオムニバスドラマ「連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』」で主演を務めるなど若手の注目株として知られる。

　今作で菅生さんが演じる石黒大和は、イケメンでもオシャレでもなく、周りに求められるキャラ一本で勝負してきた。 優しい彼女にも恵まれ、ノリで出版社に合格し、順風満帆な人生を送ってきたが、スポーツ誌の編集者になろうと意気込んで入社したところ、スポーツ誌が廃刊に。配属されたのは、ファッション雑誌だった……という設定だ。

　「人は見た目じゃないと思ってた。」は各話放送終了後、「U-NEXT」「Prime Video」 で順次配信。BSテレ東では2026年1月11日から日曜深夜0時に放送予定。

　菅生さんらのコメントは以下の通り。

　◇主演・菅生新樹さんのコメント

　2026年1月期木ドラ24「人は見た目じゃないと思ってた。」に出演させていただきます菅生新樹です。今回主人公・石黒大和を演じさせていただくことになり、感謝の思いでいっぱいですが、本作の内容を聞いた時に、これは自分にぴったりの役なんじゃないか！？と運命を感じてしまいました。大和が感じていることや葛藤していることが、自分も学生時代から、そして今でも俳優として人として自分がどう歩んでいくか日々試行錯誤ですが本当に共感できる部分がたくさんある役だったので、とてもうれしかったです。このドラマは、明日の自分のことを今日の自分よりも愛せるような、そんな作品になっています。ご覧いただけた皆様には一歩を踏み出す勇気とパワーを！　そんな思いで取り組んでいきます。今作を通じて、大和と共に僕も成長できたらと思っております。どうぞお楽しみに！！

　◇監督・プロデューサー松本拓さん（テレビ東京）

　人は「見た目」というものに、何故こだわるのか、そして何故とりつかれるのか。物心ついた子どもの頃から、うっすらとそれは感じ、そして40歳を超えたいまだに、その答えはよくわかりません。おそらくそれは自分が死ぬまでよくわからないのではないかなとも思っています。このテーマを、ずっとドラマにしたいと思っていました。ただ、いざシナリオを作ってみると、どんな主人公のどんなストーリーを描くべきかは、すぐに思い浮かびませんでした。正解がないものをストーリーに起こすことはとても難しく、苦労もしましたが、いろいろな人の力を借りて、とても魅力的なものになったと思っています。自分なりに、今まで生きてきて、感じたことをこのドラマに込めてみましたので、まずは軽い気持ちでのぞいていただけたらうれしいです。きっと、タイトルから想像する雰囲気と全然違ったドラマだと思います。ご期待ください。