ちるらん 新撰組鎮魂歌
江戸青春篇 第1夜
3月26日(木)放送分
高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、ヒロイン・トキ(高石さん)の祖父・松野勘右衛門を演じている小日向文世さん。周囲からの反響や演じる勘右衛門について語った。
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小日向さん演じる勘右衛門は、幕末をたくましく生き抜いた生粋の武士。明治になっても、この国を守るのは自分だと信じ、髷(まげ)を結い、剣の稽古を続ける“ラストサムライ”。トキにはめっぽう弱い……というキャラクター。
周囲からの反響について、小日向さんは「『面白い』と声をかけてもらえることもあるし、作品自体の評判が良いですよね」と明かす。
「あと、うちの女房は、あまり僕が出演しているドラマを見ないんですけど、今回は珍しく毎回リアルタイムで見てくれています。普段あまり感想は言ってくれないんですけれど、勘右衛門のことも笑いながら見ているし、『面白いよ』と言ってくれます」
第14週で描かれたトキとヘブンの結婚については、「おじょが幸せになれるのであればという思いですよね。おじょが『好いちょる』と言うのだから、もう反対する理由はありません」と、勘右衛門の思いを代弁。
「それに、トキがヘブンの女中として高い給金で雇ってもらえることになって、それによって松野家は救われているわけじゃないですか。勘右衛門も、時代の変化というものを受け入れざるを得なかったんだと思います。『自分だけは』という思いもあったけど、自分には何もできない、自分一人が空回りしていることを、勘右衛門だってわかっていたんでしょうね」
続けて「やっぱり(後妻となった)おタツ(朝加真由美さん)の存在が大きかったんでしょう」とも話し、「恋の力はすごいですよね(笑)」とコメント。
「最初は、一目惚(ぼ)れだったと思うんですけれど、おタツの物事を冷静に考えられる大人の女性としての魅力、孫を慈しむような愛情深いところに惹(ひ)かれていったんじゃないでしょうか。トキが大事な気持ちは変わらないけど、おタツと一緒になれたことで、おじょから卒業できたのかもしれません。トキがお嫁に行ったことで、勘右衛門の中でも何か一つ区切りがついたと思います」
第94回(2月12日放送)で、トキの熊本行きを後押ししたシーンについては「松江では、トキが後ろ指をさされるようになり、ヘブンはそれをすごく心配していました。そのヘブンの想(おも)いを、勘右衛門は汲んであげたんだと思っています」と説明。
「松江が寒いから熊本に行くというのは、あくまでも口実であって、本当はトキのことを心配しているんですよね。嘘が嫌いなのに、嘘までついているんですから。そこで、勘右衛門がヘブンに、『ほんとのことを話せ』と言うんですけれど、勘右衛門としては、ここで本当に良い仕事をしたなと思いました。それまで、ほとんど仕事していないんでね(笑)」と振り返った。
最後に、視聴者に向けて「武士の格にこだわってきた勘右衛門も、時代が変化していく中で生きていかなきゃいけない。それを変えてくれたのがヘブンという存在だったと思います。おじょとヘブンが幸せになっていくさまを、視聴者の皆さんにも最後まで見届けてほしいと思っています」とメッセージを送った。




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