矢田亜希子:1年ぶりのドラマ出演で初の刑事役に挑戦 「刑事・鳴沢了」会見

 女優の矢田亜希子さんが、スペシャルドラマ「刑事・鳴沢了 ~東京テロ、史上最悪の24時間~」の完成披露試写会に登場した。1年ぶりのドラマ出演で初の刑事役に挑んだ矢田さんは「撮影中は身を引き締めて精いっぱい演じました。爆破のシーンも、とても迫力ある映像に仕上がっていましたし、私自身、楽しみながら見ました」とアピールしていた。

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 「刑事・鳴沢了」は、シリーズ計154万部の堂場瞬一さんの小説が原作。世間を騒がせた連続女性殺人犯を逮捕したが、起訴直前に捜査本部に1本の爆破テロ予告の電話がかかってきた。犯人の要求は、殺人犯の釈放で、東京都民1300万人が人質となってしまう。そして爆破テロ予告の情報がもれてパニックになる。犯人の真の目的は……というストーリーだ。

 会見には、親子3代警察官という警察一家に育ちストイックな刑事魂を持つ鳴沢了を演じる坂口憲二さんらが登場した。坂口さんは「夜中の撮影も多かったですし、朝方までかかったこともあり毎日大変でした。実質13日間という撮影期間を突っ走った感じでしたが、その努力がちゃんと画面に出ていると思います」と自信を見せながら、走るシーンで矢田さんを置き去りにしたエピソードを明かしていた。矢田さんは「私も走るのは遅い方ではないのですが、全然届かない……」とコメントし、会場は温かい笑いに包まれていた。 

 ドラマは29日土曜日午後9時から。(毎日新聞デジタル)

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