椎名桔平:東山紀之主演の医療ドラマに出演 生瀬勝久とライバル医師役で

 「少年隊」の東山紀之さん主演で7月から放送される連続ドラマ「GM(仮題)」(TBS系)に、東山さん演じるが変わり者の総合診療医(GM=ジェネラル・メディスン)・後藤英雄のライバル医師役で、椎名桔平さんと生瀬勝久さんが出演することが29日、明らかになった。

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 ドラマは、「掃き溜めソウシン」とも呼ばれる総合診療科の医師・後藤が、臓器や病気を診察するのではなく、患者と対話することで、会話の中にあるささいなヒントから、名探偵さながらに予想もしなかった病名を探し当てていく姿を描く。

 椎名さんは、院長の娘と結婚しバラ色の将来を約束されていたのだが、女性との浮気が発覚し、「ソウシン」に追いやられるが、米国帰りのスーパードクター後藤に刺激を受け、「教授」や「院長」のポストではない、一人の「医師」として、患者や病気と向かい合うようになる部長医師・氷室慎太郎を演じる。生瀬さんは、上司にゴマをするだけで生き延びてきた「ソウシンの冠婚葬祭部長」的な漆原誠司役で出演する。

 椎名さんは「脚本を読んで、あまりの面白さに思わずうなってしまいました。今までの医療ドラマとは全く違う。弾けるほどのユーモアを織り交ぜながらも、人間ドラマとしての深みがある。そんな中、駄目な総合診療科医を演じることをとても楽しみにしています」とコメントしている。

 鈴木早苗プロデューサーは「個性豊かな演技のできる役者さんたちにお願いしたかった。特に、氷室慎太郎はプレーボーイ的な面をにおわせる人物で、怒られているのが似合わない人にお願いしたかったので、寡黙でシャープなイメージのある椎名さんに無理を言ってお願いしました。漆原誠司は、上司にこびを売るという非常に分かりやすい一面を持ちながら、どこか自分のあり方に悩むという、サラリーマンなら誰でも抱く感情を巧みに表現できる方ということで生瀬さんにお願いしました。劇場で舞台を見ているような、緊迫感のある丁々発止のお芝居をこのドラマでやれたらと思います」と語っている。

 ほかに、多部未華子さんや関ジャニ∞の大倉忠義さん、小池栄子さん、八嶋智人さん、吉沢悠さん、大和田伸也さんが出演。日曜日午後9時の「日曜劇場」枠で放送される。(毎日新聞デジタル)

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