注目ドラマ紹介:「天使のわけまえ」 観月ありさが料理で人生を切り開く

ドラマ「天使のわけまえ」に出演する観月ありささん
1 / 1
ドラマ「天使のわけまえ」に出演する観月ありささん

 女優の観月ありささんが、料理を通じて生きる自信やきずなを取り戻す女性を演じるドラマ「天使のわけまえ」(NHK)の放送が6日、始まる。観月さん演じる料理上手な女性・くるみが、おはぎや太巻き、きりたんぽなど数々の料理を作ることで新たな人間関係を築き、人生を再生していく。

ウナギノボリ

 1話の「涙のおはぎ」は、観月さん演じる主人公のくるみが、結婚を約束した和也(細川茂樹さん)に全財産を持ち逃げされてしまう。仕事を辞め、住む場所もなくなったくるみは肉親と縁薄く、頼る場所がない。行き場を失い、ぼうぜんとしていたくるみだが、工事現場で働く中年男性(イッセー尾形さん)に偶然、おはぎを手渡したことから人生が一転、人との出会いに支えられ、食で人生を切り開いていくことに。そんな時、和也の中学生の息子康太(野村周平さん)が現れ、同居することになる……という物語。

 2話は「セレブと太巻き」、3話には「望郷のきりたんぽ」、4、5話は「愛のローストビーフ」、「別れのロールキャベツ」と、各話で料理にちなんだタイトルがつけられている。ドラマに登場する料理は、フードスタイリストの飯島奈美さんが手がけた。演出を担当する佐藤峰代さんは「人は時にウソをつくが、思いのこもった料理の味はウソをつきません。料理を作る過程もていねいに撮影しました」とアピールしている。

 NHK総合で毎週火曜午後10時~10時43分、BShiで毎週金曜午後6時~6時43分の全5回。(毎日新聞デジタル)

テレビ 最新記事