押切もえ:紀行番組で山ガールデビュー! 高尾山や信州、屋久島で「体の奥から元気になった」

「山ガールが行く!」に出演し、高尾山などの登山を体験した押切もえさん=SBC提供
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「山ガールが行く!」に出演し、高尾山などの登山を体験した押切もえさん=SBC提供

 ファッション誌「AneCan」(小学館)のトップモデルとして活躍する押切もえさん(31)が、モデル仲間らとファッショナブルな服装で登山を楽しむ「山ガール」となり、東京・高尾山、長野県の「信州ブナの森」、そして山ガールのあこがれの地、鹿児島県の屋久島を訪ね歩いた紀行番組「山ガールが行く!」(信越放送制作)が、TBS系で19日午後4時から放送された。山ガール世代の押切さんは各地で登山を体験し、「一歩一歩、登っていくごとに変わっていく景色にドキドキしたり、山の木々や動物たちをよく観察したりして、普段の生活では気づけないことに触れ、体の奥から元気になったのを感じました。山で出会った人たちの優しさが印象に残っています」と話している。

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 今回が山ガールデビューの押切さんは、モデル仲間で親友の真山景子さん(32)と高尾山でまずは足慣らし。自然の中に一歩踏み出して、山を歩く感触を探る。次に「信州の奥座敷」といわれる長野県飯山市の鍋倉高原に足を踏み入れる。一緒に歩くのは、アウトドア好きのデザイナー、ポンジこと赤松桂さんとその友だちで、女子だけのハイキングを楽しむ。その後、山ガールのあこがれの地、屋久島へ。世界遺産として認められた自然豊かな屋久島で自分自身を振り返り、明日生きていくためのエネルギーを補給する。最後に再び飯山へ向かい、雪で白一色になった冬の森を歩いて、美しい自然に触れ、たくさんの人々に出会った旅を振り返る。

 押切さんの登山挑戦の合間には、東京・銀座の女性会社員が仲間を集めて北アルプスの活火山「焼岳」のツアーに参加した様子に密着する。

 押切さんと同じ世代で、今回の番組を企画した信越放送(SBC)の笠井直美ディレクターは「私自身が山ガールの先駆けのような『山女』で、いつかは山の番組を作ってみたいと思い続けてきました。ガイドやライターなど、番組の中で出会った人々から授かった自然とかかわる知恵や信州が誇る雄大な景色など、押切さんが自然に触れて何を感じ、どう表現するか。(山ガールが)『今、なぜ山に登るのか?』、女性たちの意識を探ります」と番組の企画意図を説明している。(毎日新聞デジタル)  

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