水曜日のダウンタウン
電気イスゲーム2025「森田哲矢vs山添寛」ほか
1月7日(水)放送分
人と人とのつながりが希薄になる「無縁社会」で、家族や医師など、誰にもみとられずに亡くなる孤独死の数は、全国で年間推計約3万件といわれる。過去最多730作の応募作の中から「第3回WOWOWシナリオ大賞」に選ばれた福島敏朗さんの「仄かに薫る桜の影で」がWOWOWで13日午後10時からドラマW「遠い日のゆくえ」として放送される。遺品の撤去や室内の清掃を行う特殊清掃員の見習いとして働く主人公の青年を演じた俳優の永山絢斗さんに作品の見どころなどを聞いた。(毎日新聞デジタル)
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10年6月に公開された映画「ソフトボーイ」で気弱な男子高校生を演じ、映画初主演を果たした永山さん。2月に行われた「第34回日本アカデミー賞」では新人俳優賞を受賞した。このドラマでは、特殊清掃業という現場で、孤独死した女性の日記を見つけ、その過去をたどる。誰にでも平等に訪れる「死」と向き合い、生きる意味を見いだすというドキュメンタリータッチの作品だ。
「孤独死と聞くと、お年寄りの方が多い印象でした。でも、僕らの世代である20代や30代でも増えていると聞き、驚きました」と永山さん。昔よりは自由に生きることが許される時代で、その結果ともいえる。「親兄弟や友人が身近にいながらの孤独死もある。人は誰もが孤独で、1人でいる時間も大切。そこで気づくことも多い」と振り返る。実生活でも、現在は1人暮らしだという。
演出は、映画「釣りバカ日誌」シリーズなどで市井の人々の人間模様を描くことに定評のある朝原雄三監督が務める。どのような演技指導を受けたのだろうか。「(主人公の)孝志という人間を生きてくれ、と言われました」。監督の人柄については「とにかくうそがない人。思ったことを正直に言われる。(面白い部分、怖い部分など)すべてを持っている方で、映画の中でもこんなキャラクターはいないというか……初めての方でした」と苦笑しながら印象を語った。
共演は、寺脇康文さんや富田靖子さん、風吹ジュンさんや三田村邦彦さんらベテラン俳優から、山崎樹範さん、菊池亜希子さんら個性派俳優が脇を固める。現場は「大人の雰囲気でしたね。同年代の方が少なくて、大人の人と芝居をしているという印象が強かったです」と若さをのぞかせる。
普段は日記はおろかツイッターも「やらないですね」という。人生の最期はどのように迎えたいかとたずねると、「なんでもいいです。苦しんでもいいじゃないですか。孤独死している人すべてが悲しいか、つらいかといえば必ずしもそうではないと思う」と答えた。現代の世相を描いたドラマの見どころとして「自分もこの作品にかかわって、無縁社会や孤独死という言葉の意味を考えるきっかけにもなりました。見終わった後に、必ず何かが残ると思います」とメッセージを送った。
<プロフィル>
ながやま・けんと 1989年3月7日生まれ、東京都出身。07年7月、テレビドラマ「おじいさん先生」(日本テレビ系)で俳優デビュー。10年6月「ソフトボーイ」で映画初主演し、第34回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞。今月28日に放送を開始するNHK連続テレビ小説「おひさま」で主演の井上真央さん演じる須藤陽子の次兄・茂樹役で出演するほか、4月スタートのテレビ朝日系ドラマ「アスコーマーチ」にも出演予定。趣味は読書とバイク。
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2026年01月11日 04:00時点
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