美男ですね:大ヒット韓流ドラマを日本でリメーク 主演は瀧本美織、「Kis-My-Ft2」ら

日本リメーク版ドラマ「美男ですね」で主演を務める瀧本美織さん
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日本リメーク版ドラマ「美男ですね」で主演を務める瀧本美織さん

 09年に韓国で放送され、アジア各国で反響を呼んだ韓国ドラマ「美男(イケメン)ですね」が、TBS系で初リメークされることが18日、明らかになった。7月期の金曜ドラマ枠で、主演は10年9月~11年4月に放送したNHKの連続テレビ小説「てっぱん」でヒロインを務めた瀧本美織さん(19)、同ドラマでの使用楽曲でメジャーデビューするアイドルグループ「Kis-My-Ft2」の玉森裕太さん(21)と藤ケ谷太輔さん(23)、「Hey!Say!JUMP」の八乙女光さん(20)の4人で、全員が民放の連続ドラマ初主演となる。

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 韓国ドラマ「美男ですね」は、双子の兄の代わりに、女だということを隠しながら人気バンドに加入したコ・ミニョ(パク・シネさん)の恋の行方を描いたラブコメディー。韓国人俳優のチャン・グンソクさんが、バンドのリーダーで天使のような外見だがクセのあるファン・テギョンを演じた。日本では10年7月に地上波で放送され、一大ブームを巻き起こした。

 今回の日本リメーク版は、孤児院で育ち、修道院でシスターの修行をしている桜庭美子(瀧本さん)が、新メンバーとなる双子の兄・美男の身代わりで超人気イケメンバンド「A.N.JELL」に加入してほしいと頼まれる。美子は男装して契約書にサインするが、突然現れたリーダーの桂木廉(玉森さん)に「歌を聞かせろ」と迫られる。追い込まれた美子は……というストーリー。片瀬那奈さん、井森美幸さん、柳沢慎吾さん、高嶋政伸さん、萬田久子さんといった個性派の出演者が脇を固めるほか、日本の音楽業界を舞台とするドラマだけに、豪華アーティストたちが実名で登場し、ドラマに花を添える。

 原作のファンだという瀧本さんは、美男(みお)と美子(みこ)の2役で、キーボードとボーカル担当。「どうせ男の子を演じるならイケメンになりたいし、同性の子からカッコいいと思われるようになりたい! ので、美男と美子のギャップを大切に演じたいと思っています」と意気込み、共演の玉森さんらには「どうしたらカッコよく男の子っぽく見えるのか、秘訣(ひけつ)を教えてもらいたいです!」とコメントしている。グループのリーダーでボーカルとギターを担当する天才肌の廉を演じる玉森さんは原作(ドラマ)のファン・テギョンは、クールですごくクセがある。顔の表情が豊かだったので、そのへんをしっかりと演じられるようにしておきたい」と役柄について語り、「バンドという新しいことに挑戦するので、今はとにかくすべてが楽しみです!」と期待に胸をふくらませているようだ。

 クールなギタリスト・藤城柊を演じる藤ケ谷さんは、役作りについて「原作のカン・シヌはとにかくいい人。優しく切ない感じを出せたらいいなと思っています。常に自分の気持ちを落ち着かせて、そのシヌの穏やかな雰囲気に、自分らしさをプラスして演じたい。代表作になるように全力で夢を追いかけたいと思います!」と語った。最年少のメンバーでドラム担当の本郷勇気を演じる八乙女さんは、役について「(僕が演じる)ジェルミさんもポップな味があって、見ていてとても楽しくなるキャラクターでした。なるべく足を引っ張らないよう、出演者、そしてスタッフの方と楽しく撮影をしていきたい」と話し、「みんなで演奏するシーンの撮影が楽しみ。とにかく明るく、楽しく、元気よく、見てくれる方の心を明るくできるような気持ちで頑張ります」とコメントした。

 ドラマの初リメークに、原作ドラマの主演を務めたグンソクさんは「今回日本で『美男ですね』がリメークされるということで大変うれしく思っています!」とコメント。特に自身の役を演じる玉森さんには「私が演じた役をどんな人物に作り上げていくのか、とても楽しみです。彼ならではのひと味違うキャラクターとなるであろうファン・テギョン役を私は応援したいと思っています。『美男ですね』、ファイト!」とエールを送っている。ドラマはTBS系で7月期の金曜午後10時枠で放送予定。(毎日新聞デジタル)

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