2PM:日本のドラマ初出演 “野獣系”パフォーマンスに天海かぶりつき

ドラマ「BOSS」に出演した2PMに握手を求める天海祐希さんとケンドーコバヤシさん=フジテレビ提供
1 / 1
ドラマ「BOSS」に出演した2PMに握手を求める天海祐希さんとケンドーコバヤシさん=フジテレビ提供

 女優の天海祐希さん主演の人気刑事ドラマ「BOSS」(フジテレビ系)に韓国の6人組男性アイドルグループ「2PM」が出演することが明らかになった。日本のドラマ初出演だが、男臭く野性的な雰囲気から「野獣系アイドル」と呼ばれるメンバーは、撮影でシャツのボタンを引きちぎり胸元を見せるパフォーマンスも披露。かぶりつきで見た天海さんは「お芝居を忘れ、本気でキャーキャー言ってしまいました」と絶賛だった。5月26日放送の第6話に登場する。

ウナギノボリ

ドラマは、警視庁特別犯罪対策室室長の大澤絵里子(天海さん)がゲイ疑惑のある刑事の岩井善治(ケンドーコバヤシさん)に連れられて訪ねたクラブで、2PMのパフォーマンスに遭遇して一目で魅了されてしまうという設定で、撮影には2PMのファン70人もエキストラとして参加した。2PMは、本人役での出演となり、メンバーのジュンスさんは「僕らが2PMという立場そのままで出演させていただけるということが、とてもうれしく光栄なこと」とコメントしている。

 撮影現場に2PMが登場するとファンの熱気は一気にピークに達し、興奮するファンを前に天海さんは「わたしが2PMに触っても何も言わないでくださいね」と笑わせ、和やかな雰囲気の中で撮影は進んだ。2PMは代表曲「Heartbeat」を熱唱、胸元を見せるパフォーマンスを披露した後、ファンによって作られた花道を大澤や岩井と握手しながら退場していくというシーンを撮影した。

 2PMのテギョンさんはこのシーンの見どころについて「ゾンビダンス、組み体操、そして最後に……バッと服を破り脱ぐところです(笑い)」とコメント。天海さんも「2PMの皆さんは、礼儀正しく、さわやかでハンサム……。とても野獣アイドルとは、思えませんでした」と話しつつ「目の前のかぶりつきで、パフォーマンスを拝見すると……野獣です。美しき野獣が、しなやかに歌い舞っておりました」と絶賛していた。

 撮影を終えて、2PMのニックンさんは「すごく光栄でしたし、これから日本のドラマにも挑戦していけたらいいなと思いました」と感想を語った。今後はどんな役を演じてみたいか?という質問にウヨンさんは「僕は、綾瀬はるかさんが出演していた『ホタルノヒカリ』というドラマがすごく好きなんですが、ああいう純粋で明るい役を演じてみたいと思います」、ジュノさんは「(マンガ)『DEATH NOTE』の竜崎みたいな役を演じてみたいです。ああいう雰囲気がすごく好きなので」と今後のドラマ出演に意欲を燃やしていた。

 ドラマ「BOSS」は毎週木曜午後10時から放送中。(毎日新聞デジタル)

テレビ 最新記事