問題を抱えた家族のもとに乳母として現れ、みんなを笑顔にして去っていく不思議な魔法使いの活躍を描いた06年公開の映画「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」の続編「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ」(スザンナ・ホワイト監督)が2日から公開される。
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前作が、主人公ナニー役のエマ・トンプソンさんが、英国のミステリー作家、クリスチアナ・ブランドの児童文学「マチルダばあや」シリーズを使い脚本を書いたのに対して、今作は映画ならではのオリジナルストーリーになっている。
ナニー(トンプソンさん)が今回訪れたのは、戦時中の英国。戦場に行ったパパに代わって農場を切り盛りするママと3人の子供がいるグリーン家に、疎開によってロンドンから、いとこのシリルとセリアがやって来る。セレブ気取りのシリルとセリアは、グリーン家の子供たちと激しく対立し、ママは困り果ててしまう。しかしそんなとき、愛用のステッキを手にナニーがグリーン家のドアをたたく……というストーリー。
ブタがシンクロナイズドスイミングをしたり、小ゾウが登場したりと動物たちも活躍するが、後半のドラマチックな展開には思わずホロリ。ママ役のマギー・ギレンホールさんをはじめ、シリルとセリア兄妹の父親に「ハリー・ポッター」シリーズでヴォルデモート卿を演じたレイフ・ファインズさん、さらに、ママが手伝いをしているお店のドカティー夫人を「ハリー・ポッター」シリーズのマクゴナガル先生で知られるマギー・スミスさんが演じるなど豪華俳優陣が出演。終盤にはもう1人、あっと驚く俳優も登場し、その顔ぶれに、このシリーズと製作総指揮も務めるトンプソンさんに対する信望の厚さがうかがえる。
また、今作にはナニーが過去に教育した子供が大人になって登場する。ある人物の素性にはニヤリとさせられることうけあいだ。2日から有楽町スバル座(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
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