幸福の黄色いハンカチ:健さんの名作を阿部寛主演でドラマ化 堀北真希、濱田岳と

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阿部寛さん(左)が主演するスペシャルドラマ「幸福の黄色いハンカチ」の一場面=日本テレビ提供

 高倉健さんが不器用な主人公を演じ、日本映画不朽の名作と言われた「幸福の黄色いハンカチ」(山田洋次監督)が、阿部寛さん主演でスペシャルドラマ(日本テレビ系)として今秋復活することが明らかになった。山田監督自らが脚本と監修を手がけて時代背景を2011年に置き換えており、同映画撮影時の高倉さんと同じ47歳で主演することになった阿部さんは「自分が高倉健さん演じる島勇作の役で出演の依頼を受けたことに、最初は戸惑いを感じました。でも、今こんな時代だからこそ、心になんらかの傷を持った人間たちが、それぞれを思いやり、支え合っていくこの作品の温かさを、人々に伝えられれば」と意気込みを語っている。

 映画「幸福の黄色いハンカチ」は、77年に公開。北海道・網走刑務所から出所したばかりの男、島勇作(高倉さん)と、失恋旅行中の若者、花田欽也(武田鉄矢さん)、影を持った女、小川朱美(桃井かおりさん)の3人によるロードムービー。背中に哀愁を漂わせた高倉さんの名演と、映画初出演となった武田鉄矢さんをはじめ桃井かおりさん、倍賞千恵子さんら個性的な出演者たちの姿、無数の黄色いハンカチがはためき感動的なクライマックスなどが多くの人の共感を呼び、第1回日本アカデミー賞で作品賞など8部門を独占するなど数々の賞を受賞。80年代には菅原文太さん主演でドラマ化されたほか、ウィリアム・ハートさん主演の「イエローハンカチーフ」としてハリウッドでもリメークされた。

 ドラマ版で欽也を演じるのは濱田岳さん。稚内のホテルにアルバイトの面接を受けに行く途中で、阿部さん演じる出所したばかりの勇作と出会うという展開だ。濱田さんは「昔、武田鉄矢さんがやった役をやらせていただいて光栄です。すばらしい共演者の方々とご一緒できてとてもうれしいです。一生懸命がんばります」とコメント。桃井さんが演じた朱美役を務める堀北真希さんは「北海道の風を感じてこの土地に生まれ育った人になりきりたいと思います。この作品に私なりのメッセージを込められるようがんばりたい」と話している。

 また、映画版で倍賞さんが演じた勇作の妻、光枝を夏川結衣さんが演じるほか、荻野目慶子さん、遠藤憲一さん、中村玉緒さん、草笛光子さんらが出演する。監督は「白線流し」、「ナースのお仕事」、「女王の教室」などを手がけた岩本仁志さんが担当する。(毎日新聞デジタル)

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