瀬戸朝香:出産後初主演で子持ち刑事役 母となり女優としての成長を実感

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 女優の瀬戸朝香さんが、金曜プレステージの新シリーズドラマ「女秘匿捜査官・原麻希 アゲハ」(フジテレビ系)で主演を務めることになり、7日、東京・お台場のフジテレビで行われた会見に登場した。母として苦悩する女性刑事を演じる瀬戸さんは10年に第1子出産後、今回が初の主演で、「“復帰作”という意味では緊張しましたが、見応えのある作品に仕上がってます」とアピール。また、母親になってから初の母親役ということで、「もし、自分の子供がこういう目(誘拐)にあったらという感情で演じてました。出産前の母親役よりか上をいった感情や表情を出せるようになったと思う」と女優としての成長を実感していた。

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 ドラマは、吉川英梨さんのミステリー小説が原作。警視庁捜査第1課に勤める原麻希(瀬戸さん)は、事件の知らせにより、現場に急行する。そこには黒こげの遺体が横たわっていた。現場検証しながら、麻希は今回と関連があると思われる6年前のある事件のことを思い出していた。いったん現場を離れ、自宅に戻ると、いるはずの健太と菜月の姿がなく、「子供を預かった」と書かれた紙が置かれていた。麻希は、不安に駆られる中、犯人の指示通り一人で廃虚に向かうのだが……という内容。

 サスペンスならではのスリリングな展開に加え、とある事件から生まれる「報われない被害者の悲しみ」や「警察や司法に対する憤り」、愛するわが子を奪われた時の「母親の強さ」などが色濃く描かれる。瀬戸さんのほか、財前直見さん、勝地涼さん、石黒賢さん、吹越満さんなどが出演する。

 財前さんと初共演という瀬戸さんは、「大先輩ですごくすてきな女優さん。撮影の合間お話しできて、楽しく過ごせました」と語り、同じママ仲間として、「成長過程とか、(子供のこと)聞いてみたりとか。撮影中は、子供の話ですごく盛り上がりましたね」と笑顔で振り返っていた。「女秘匿捜査官・原麻希 アゲハ」は6月放送予定。(毎日新聞デジタル)

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